■「スポーツ」「セダン」「エステート」それぞれを大予想
ショートホイールベース(2770mm)のSUV「スポーツ」の存在は予測できた。
しかし、これ、昨年(2021年)12月14日の「EV戦略発表会」の場でずらりと並んだ「登場予定電気自動車」の1台ではないか!
新型クラウンの発表会の場で豊田社長は今後のパワートレーンについては明らかにはしなかったが、当然EVを念頭に置いていることは想像に難くない。
そして注目はセダンだ。サイドプロポーションを見ると、5030mmの全長、3000mmというロングホイールベースもさることながら、フロントアクスルとAピラーの延長線の位置関係、ダッシュパネル(Aピラー付け根)との距離の長さなどが、他の3車形とは明らかに異なっている。FR的なパッケージングにも見える。
もちろん詳細は明らかにされることはなかったが、クラウンセダンはMIRAIと関連があるのでは? とみることもできる。燃料電池を搭載する後輪駆動、さらにはプラグインハイブリッドなども考えられるパッケージングだ。セダンは「クロスオーバー」の基本コンセプトが固まった時点で豊田社長が自ら「セダンも考えてみないか」と提案したのだという。
エステートはクロスオーバーと同じ2850mmのホイールベースであることからも、プラットフォームを共用する派生モデルであることが予測できる。
これら3モデルのクラウンは、今後1年半の間に順次市販モデルとして登場することになる。
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