愛ゆえにこだわりたい!! スマホカメラで愛車をキレイに撮る7つの方法

■光や背景、周囲を意識することを忘れない!

●被写体と周囲の空間に工夫をするだけであがりに差が出る
 クルマに限らず、写真撮影において構図というのは重要なポイントだ。構図とは写真を構成する被写体と周囲の空間や距離のバランスのこと。クルマを撮るうえで押さえておきたい構図としては、三分割法や対角線、日の丸といった手法がある。

撮影するときの自分の立ち位置やカメラの角度を動かしながらバランスを探り、自分がカッコいいと思う構図を見つけてほしい
撮影するときの自分の立ち位置やカメラの角度を動かしながらバランスを探り、自分がカッコいいと思う構図を見つけてほしい

●光の当たり方を意識するだけで雰囲気がガラッと変わる
 光の向きで写真の印象というのは大きく変わる。だからこそ光がどこから来て、被写体にどうの角度から当たっているかを意識するのが重要になる。基本的には被写体の正面から光が当たる「順光」が撮影がしやすい。

 背後から光が当たる「逆光」は、雰囲気を重視するには有効。いずれの場合も直射日光が強く当たる昼間は影が濃くなりやすく、光の反射でボディが白飛びすることもあり、曇天のほうがクルマの撮影には向いている。

●ロケーションは重要だがルールとマナーを遵守することが肝要
 当然のことだがクルマを撮影するには、入れる場所、置けるスペースが必要となる。そのうえで、背景が印象的とか、周辺に余計なものが写り込まない場所ならなおよし。理想的なのは、クルマのバックに建物などがない抜けのいい場所。こうした場所ならクルマ以外に余計な物が映らないので、愛車の魅力をより強調できる。基本的にはクルマや人通りが少なく、安全に撮影できる場所がベストだ。

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 近年、都内にあるイタリアっぽい雰囲気の街角とか、千葉にあるカリフォルニア風の道路、深夜の二車線道路などで、愛車撮影と称した「迷惑行為」をしている輩もいるようだが、自身の承認欲求は満たすために他人に迷惑をかけるというのは言語道断。そうして撮った写真をSNSに上げるのは、「自分は迷惑な輩です!」と喧伝しているようなものだ。

 もちろん、そんなことをしているのは一部の不届き者だけであろうが、そういったことが社会的な問題になることで、クルマ撮影、そしてクルマ愛好者そのものが”悪”と評価されてしまう可能性がある。愛車を自慢したい、そのために写真を撮りたいのはわかるが、クルマ撮影は節度を守って楽しんでほしい。

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