■補助金後で500万円前半から半ばの価格でも割高には感じられない
筆者も大黒PAから都内に戻る、高速と街中の両方をカバーするルートでステアリングを握らせてもらいました。
湾岸線への合流時にアクセルを踏み込んだ時のリニアな加速感とトルクの盛り上がり感はまさにEVならではのものでしたが、前のクルマを追い越すために第三通行帯にやや加速して出てまた戻って減速のような場合、極めて自然な加減速で、内燃機関車に慣れている筆者も違和感を感じることはありませんでした。
また、ノロノロとしか進まない渋滞した都心の幹線道路を走っても、ワンペダルでギクシャクすることはなく、おおらかな気持ちで運転できました。
若干サスペンションの硬さは感じられなくはないものの、乗っていて不快なレベルではなく、走行距離が伸びるにつれて角がとれていくのではないかと思いましたし、幹線道路で急いでUターンしなければいけないような状況でも、腰高感を感じることはありませんでした。
モデルYが気になっている、という方は、実際乗られてみても期待を裏切られることはないと思います。補助金後で500万円台半ばというプライスタグですが、それが割高に感じることはありませんでした。
国からの補助金は11月上旬めどで一旦予算がなくなるようですが、現在の納車予定は来年の2月~3月予定ということで、それまでに補正予算もしくは本予算で再びEV購入補助金が用意される可能性が非常に高い状況であることを、念のため申し添えておきます。
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