シティ、S2000、NSXら、あの頃とんがっていたホンダ車たち 13選


■Z 1998年10月〜2002年8月 尖り度60点

4シーターのミドシップ4WD、しかも軽自動車という発案はホンダしかできないかもしれない。軽SUVとしては114万8000〜128万8000円という価格が高すぎたことと、3ドアしかなかったためか販売不振

同時に登場した2代目ライフ(優れたシャシーをもってはいたが女性層へ意識しすぎた“尖りすぎた”キュートなデザインがユーザーに引かれてしまった観あり)とともに登場した、ミドシップレイアウトを採用した軽自動車。

軽自動車の衝突安全性を検討するための実験コンセプト車両として開発されたゆえ、車両前部を衝撃吸収部として扱うなど、ユニークさが際立つ。

軽自動車ながら、4座の縦置きミドシップ4WD、50:50の重量配分などという成り立ちだけを捉えれば、“スーパースポーツ”と共通といえるのも、ホンダらしさの表現というべきか。

■モビリオ 2001年12月〜2008年5月 尖り度55点

ヨーロッパの「ユーロトラム」をモチーフにした斬新なデザインでグラスエリアが広い開放的なインテリアが特徴。2004年1月にフェイスリフトを受けた。発売当時の価格は138万9000〜177万9000円

“アーバン・モビリティ”としてのデザインが尖っていたコンパクトミニバン(同時に設定された“スパイク”のような凡庸なスタイリングではない標準仕様!)のモビリオは、欧州の街中を走る路面電車であるトラムを思わせる外観は、ウィンドウ部を広く採ったショルダーラインなどによるもの。

ホンダが採用し始めたフロア中央に燃料タンクを配置する“センタータンクレイアウト”や、両側スライドドアの採用など、パッケージングやデザインの先進性はもっと評価されてよいはず。

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