いよいよ気温10度以下 窓が曇る 霜が降りる バッテリーあがり一発解消「クルマに絶対しなければいけない冬対策」

■電力消費の多い冬場にバッテリーが上がったら恐怖!

バッテリーは使い方しだいで長持ちする(BLKstudio@Adobe Stock)
バッテリーは使い方しだいで長持ちする(BLKstudio@Adobe Stock)

 バッテリーはセルモーターの回転が弱く感じることがあれば要注意だ、交換時期が迫っている。補水不要のメンテナンスフリー(MF)バッテリーではインジケーターを見て充電不足を示しているのであれば、バッテリー充電器で補充電することで機能を回復させて長持ちさせることができる。

 心配ならカー用品店などでバッテリーの能力をチェックしてもらうといい。押し売りが心配なら、街の整備工場を利用するのも手だ。

 バッテリーチェッカーの診断が要充電となっていれば、パルス充電器で充電しておくのがいい。バッテリーの寿命の90%はサルフェーションが原因といわれており、パルス充電を定期的に行なうことで、サルフェーションを徐々に解消させ、物理的に壊れるまでバッテリーを使うことができるともいわれている。

メルテックのMeltecPlus MP-220は、バッテリーの診断機能やパルス充電まで行なえる多機能充電器だ。パルス充電をすることで、バッテリーの内部で起こっているサルフェーションを徐々に解消させることができる
メルテックのMeltecPlus MP-220は、バッテリーの診断機能やパルス充電まで行なえる多機能充電器だ。パルス充電をすることで、バッテリーの内部で起こっているサルフェーションを徐々に解消させることができる

 最近の充電器はパワー半導体を使ったデジタル制御で電圧を緻密にコントロールしているので、クルマにバッテリーを載せたままクリップをつなげるだけで充電できるので簡単だ。

 バッテリーにカバーを付けることで温度低下を和らげ、電圧降下を抑える対策方法もある。純正でバッテリーにカバーがついているならそれでも十分だが、アルミシートなどを使ったより断熱性能が高いカバーも販売されているので、必要に応じてグレードアップするなりして利用したい。

■バッテリーが寿命を迎える前兆とは
●エンジンをかける際、スターターモーターのかかりが悪い
●パワーウィンドウの動作が遅い
●バッテリー液の減りが早い
●エンジンの回転数によってヘッドライトの明るさが異なる
●バッテリーを3年以上交換していない
●バッテリー本体が膨張する
●バッテリー上面にバッテリー液が漏れている
●バッテリーターミナル端子に粉が付いている

窓を開閉するときの動きが鈍くなったり、セルモーターの回転が弱くなったりしていたら危険信号(Natallia@Adobe Stock)
窓を開閉するときの動きが鈍くなったり、セルモーターの回転が弱くなったりしていたら危険信号(Natallia@Adobe Stock)

■寒冷地在住、もしくは観光レジャーに行くときに必要な準備

プラットフォームと呼ばれる残り溝が50%になった際にトレッド表面に現れるサインが出るまでは冬用タイヤとして使い、50%以下となったらそのまま夏まで使用して使い切って廃棄するのが、スタッドレスタイヤの正しい使い方
プラットフォームと呼ばれる残り溝が50%になった際にトレッド表面に現れるサインが出るまでは冬用タイヤとして使い、50%以下となったらそのまま夏まで使用して使い切って廃棄するのが、スタッドレスタイヤの正しい使い方

 ウインタースポーツや観光などで厳寒地へドライブに行くなら、スタッドレスタイヤだけでなくクルマ全体の冬支度をしておくことが大事だ。冬タイヤへの交換もショップに依頼するのであれば、雪が降ってから慌てて購入、交換の予約をするのではなく、気温がグッと下がる週間予報が出たころには交換の準備を始めたい。

 スタッドレスタイヤも5年以上経過したものは使用や保管状態によって、ゴムの硬化やトレッドの摩耗状態に差が出てくる。自分で判断がつかないなら、タイヤ専門店などで測定してもらい、早めに交換するようにしよう。

■意外に見落としがちなウインドウォッシャー液とクーラント

ウインドウウオッシャー液は不凍タイプを選ぼう
ウインドウウオッシャー液は不凍タイプを選ぼう

 水分が大半のクーラント(冷却水)やウォッシャー液は凍結対策をする必要がある。ウォッシャー液は凍結しても解凍できるまで使えなくなる程度の不便さしかない(それでも視界を確保できないと危険だし不便だが)からまだいいが原液を継ぎ足して氷点を下げておくか、不凍タイプを選びたい。

冷却水はリザーバータンクで量と変色具合を確認
冷却水はリザーバータンクで量と変色具合を確認

 クーラントは万一凍ってしまうと、始動時に冷却水が循環しなくなってオーバーヒートを起こすこともあるし、最悪の場合シリンダーブロックが破壊されてエンジンが使い物にならなくなる可能性がある。

 クーラントの全量からリザーバータンクの容量を考えて、通常の希釈率から目的の氷点まで希釈率を下げるようにリザーバータンク内のクーラントを抜いて原液を継ぎ足してやる必要がある。

 そんな計算難しい(面倒くさい)からできないと言うなら、クーラントを全交換して原液のまま投入してしまえばいい。それでもオーバヒートするようなことはないし、真夏になる前に逆にリザーバータンク内を空っぽにして精製水を継ぎ足してやればいい。

 極寒の地ではドアなど開口部に汚れが付いていると水分を含んで凍り、貼り付いてしまうことがある。それを防ぐにはウェザーストリップの汚れを拭き取り、さらにシリコンオイルなど保護剤をスプレーしておく。これで貼り付き防止と破損予防の対策になる。

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