日本が誇る技術の復活を! 「ロータリーエンジン」
最後に紹介するのは、世界の自動車メーカーのなかで日本のマツダだけが完全実用化に成功したロータリーエンジンだ。
ピストンの上下運動を回転運動に変えて動力にするレシプロエンジンと比較して、おむすび型のローターがエンジン内を回転するロータリーエンジンが優れている点も多い。そのためマツダが困難と言われた技術上の課題を克服して実用化を成し遂げたのだが、ロータリーゆえの難点もあり、レシプロエンジンに対する優位性を完全には確立できなかった。
実際に燃費面などの不利があって、マツダ自身も現在ロータリーエンジン搭載車をラインナップしておらず、当面の間、動力用エンジンとしての復活はないかもしれない。
しかし、マツダは2023年3月までに登場予定の電気自動車(EV)・MX-30 EVモデルの発電用としてロータリーエンジンを採用すると公表した。動力用ではないものの、マツダ車にロータリーエンジンが搭載されるのは11年ぶりとなり、これが動力用ロータリーエンジン復活のきっかけになる可能性もある。
世界中にロータリーエンジンのファンは多く、もちろんそのファンたちは復活を強く願っている。この声にマツダが応えるかは不明だが、将来的に難点を解消したロータリーエンジンの出現もありえない話ではない。今はただ、静かに動向を見守るほかはない。
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コメント
コメントの使い方コイン入れはゲート式パーキングの時に欲しいと思うことがあるよね、リトラクタブルライトは既に空力研究が過去と比べても進み、ライトもLEDによって
光軸や照射範囲や本体厚みや大きさが自在になってきているんで、必要無いですよね、また三角窓は
ピラーの形状とサイドウィンドウの都合であり、
空力やデザイン上の都合で開閉可能なものはありませんが、付いている車はありますよね
下手くそ棒はフェンダーミラーがあればエエと思うわ、接触ガーってのはドアミラーの方が構造的に歩行者へのダメージも大きいし、接触したことすら気づかない可能性も高いぞ
消えたことには理由があり、安全性や優位点の少なさなど、どうにもならない部分であることが多いです。
ロータリーもレシプロと直接対決する道を避け、発電機として使うことで何とか復活させようという流れ。
むしろ、本革やMTなど今後消えていく事がほぼ確実な装備たちを、今の内に手に入れて楽しむことが大切ではないでしょうか。