R34スカイラインもついに……北米25年ルール適用で値上がり確実の98年生まれ国産名車6選

■2024年に25年ルール解禁になるクルマたち

 2023年もすでに4月を迎え、あっという間に2024年がやってくることになる。そうなると1999年初度登録のモデルが対象となるわけだが、その顔ぶれには人気車がズラリと並ぶ!

 2024年に25年ルール適用となる注目車5台の動向も予想していく!!

■ホンダ S2000

国内では希少な中古FRスポーツカーとあって、すでに価格が高騰中。程度のいい個体は流出する危険性が高い
国内では希少な中古FRスポーツカーとあって、すでに価格が高騰中。程度のいい個体は流出する危険性が高い

 ホンダが久しぶりに販売したFR車のS2000は生産終了から約14年が経過しているが、約330台の中古車が流通し、価格帯は138万〜約1100万円で一時より落ち着いた動きになっている。25年ルールが適用されると低価格車が売れて、再び値上がり傾向になるだろう。

■トヨタ MR-S

過去に米国でもMR2スパイダーとして販売されていたので、日本の中古車まで手を伸ばす可能性は低いか?
過去に米国でもMR2スパイダーとして販売されていたので、日本の中古車まで手を伸ばす可能性は低いか?

 ミドシップスポーツカーのトヨタMR-Sも2024年には25年ルール解禁だ。生産終了から約16年が経過しているが、中古車は約210台流通し、中古車の価格帯は約40万〜363万円となっている。まだ低価格車が多い状況なので、25年ルール解禁による大幅な値上がりに注意だ。

■日産 スカイラインGT-R(BNR34)

過去、低走行のR34GT-Rに8800万円という販売価格がついたことはあるが、そこまでの高騰はないだろう
過去、低走行のR34GT-Rに8800万円という販売価格がついたことはあるが、そこまでの高騰はないだろう

 1990年代国産スポーツカーの値上がり車種のシンボルとなっているのが、R34スカイラインGT-R。現在、約40台の中古車が流通していて、価格帯は約1100万〜約4540万円。すでにプレミアム価格となっているので、25年ルールで解禁されてもこれ以上の値上がりはないだろう。

■日産 シルビア(S15)

海外でもドリフトの人気が高いため、ターボモデルであるスペックRは価格高騰の危険性大だ
海外でもドリフトの人気が高いため、ターボモデルであるスペックRは価格高騰の危険性大だ

 コンパクトなFR車としてアジアでも人気が高いS15シルビア。生産終了から約21年が経過しているが、中古車は約330台流通し、価格帯は約110万〜約1080万円とすでに値上がり傾向は始まっていて、ルール適用後はさらに拍車がかかること間違いなし!

■三菱 ランサーエボリューションVI

過激なチューニングに耐えるベース車として人気のランエボ。値上がりは避けられないか
過激なチューニングに耐えるベース車として人気のランエボ。値上がりは避けられないか

 三菱のWRC黄金期のフィナーレを飾ったのがエボVI(6)。2000年に登場したトミ・マキネンエディションを含めて、中古車は16台流通していて、価格帯は約250万〜約950万円。エボVIよりトミ・マキネンエディションが値上がりすることは確実だ。

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