■思わず手を合わせたくなる2段式リアスポ!:スバル インプレッサS201
STIが手掛けるコンプリートカーの中でも、最高峰のモデルとなる「Sシリーズ」は、インプレッサやレガシィ、WRXとさまざまなモデルがベースとなっているが、その元祖となるのが2000年に登場した初代インプレッサをベースとした「S201」となる。
このモデルでは専用ECUや吸排気系の変更で300PSという最高出力を実現していただけでなく、車高調整式サスペンションやピロを使用した足回りパーツなどを装着したSTI謹製のチューニングカーとなっていた。
それはエクステリアも同様で、一目で違いが分かる迫力のエアロパーツを装着しており、リアスポイラーに関しては「ダブルウィングリアスポイラー」と名付けられた二枚羽の大型リアスポイラーが採用されていたのだ。
■ランエボ級のリアスポを持つギャランがあった!:三菱ギャラン スーパーVR-4
三菱の大型リアスポイラー装着車と言えば、ランサーエボリューションシリーズが筆頭だが、それに勝るとも劣らないインパクトを持つリアスポイラーを備えていたのが、ギャラン スーパーVR-4だ。
1998年1月に特別仕様車としてリリースされた同車は、前年に行われた東京モーターショーに参考出品されたものの市販版となっており、最高出力260PSを発生するV6 2.5Lツインターボエンジンと、AYCを搭載したフルタイム4WDを搭載したVR-4をベースに迫力のエアロパーツ類やラリーアート製のマフラーなどを装着していた。
リアスポイラーはランエボに採用されているものと同じく中央部に支えが入った大型のものとなっており、一見すると社外パーツを装着しているかのような迫力のあるものとなっていたのだ。
■S14に存在した巨大リアスポモデル:日産シルビア オーテックバージョンK’s MF-T
その車名からも分かるように、オーテックジャパン(当時)が手掛けたこのモデルは、S14型シルビア K’sをベースに、エンジンの出力を大幅に向上させることと、強烈なインパクトを与えることを念頭に開発された1台だ。
その内容は、IHI製の専用タービンや大型インタークーラー、大流量インジェクター、専用ECUにフジツボ製マフラーなど多岐に渡り、最高出力はノーマル+30PSの250PSを達成。
数値は今見ればそこまで刺激的ではないかもしれないが、ディーラーで購入できるファクトリーチューン車両としてはかなり攻めたものとなっていた。
もちろん足回りも専用のものがおごられ、エクステリアは一見するとノーマルだが、丸型フロントウインカーを採用するなど差別化を図り、極めつけはルーフの高さに匹敵するほど高さのある大型リアスポイラーだったのである。
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