周りから一目置かれるドライバーになりたいなら知っておくべし! 「運転上手」がやっている4つのこと

■急な操作はご法度! スムーズな走りは運転上手のバロメーター

 一目置かれるドライバーの3つ目の特徴が、アクセルやブレーキ、ハンドルなどの操作に無駄がなく、それらをスムーズかつ余裕をもってこなすことができる点。

 急発進や急停止、急ハンドルといった“急”がつく操作はまったくといっていいほど見られないため、こうした運転が原因となる交通事故の可能性も皆無だ。

 走り出しからの加速や交差点での減速、右左折時や車線変更、駐車の際の切り替えしなど、すべての操作が非常にスムーズなので、周りを走るクルマのドライバーや歩行者などに不安を与えることもない。

 また、急ハンドルや急ブレーキを伴わない運転は、走行中の揺れも少なくなるため、クルマ酔いしやすい同乗者にも優しいという利点も。その快適さは、助手席に乗る人がついつい眠くなってしまうほどだ。

 さらにクルマへの負荷も少なくなるため、燃費の向上が見込まれるのに加え、タイヤやブレーキといった消耗パーツの減りが少なくなるという経済的なメリットも考えられる。

 こうした落ち着きのある運転ができるのは、最初に挙げた周辺の状況をよく見て、先を予測した運転が無意識にできているからこそ。

 特に初心者は、体に余計な力が入ってしまってギクシャクした運転になりがちだが、アクセルやブレーキ、ハンドルを操作する際に力を抜き、軽く動かすことを意識することで、その領域へと近づくことができるはずだ。

■くっつきすぎは事故のもと! 安定した車間距離と速度をキープする能力

「運転上手」と一目置かれるドライバーになりたい! だったらやってほしい4つのこと
ツメツメ運転は下手なドライバーの証。危険なだけでなく、あおり運転と勘違いされてトラブルに発展する可能性もあるので注意したい

 交通事故のなかでも、クルマ同士の追突や接触といった事故の多くは、車間距離を適切に取っていれば防ぐことができるケースがほとんど。

 一般的なクルマが乾いた路面で停止するまでに必要とされる距離は40km/hで約22m、80km/hでは約76mといわれており、スピードに合った適切な車間距離は、運転中常に気をつける必要がある。

 運転があまり上手くないドライバーの場合、前を走るクルマとの速度差を適切にコントロールできず、車間距離が長くなったり短くなったりと不安定になりがちだ。

 一方、運転が上手いドライバーは前を走るクルマのとの距離がほぼ一定で、速度のコントロールも非常にスムーズ。

 スピードを調整する際にもフットブレーキを多用することがないため、クルマの動きがギクシャクしないのもその特徴だ。

 車間距離を無意識に詰めて走ってしまうドライバーは意外と多く、意外と多く、あまりに近すぎるととっさの事態に対応できない。もちろん、詰められたほうも気が気ではない。

 最近では、いわゆる“あおり運転”と勘違いされ、あらぬトラブルの原因にもなる可能性もあるため、心当たりのある人は、運転上手なドライバーへの第一歩として、ぜひこのポイントは改めておきたい。

 公道においての運転の上手さは、やはり事故を起こさない安全な走りが大前提であるのはもちろんだが、それに加えて、周囲のクルマや歩行者なども含めた交通が円滑に進むよう、余裕ある操作と気遣いができてこそ。

 ここで挙げたテクニックやちょっとした運転のコツは、自分の運転があまり上手くないことを自覚している人やペーパードライバーには、大いにお手本となるはずなので、できることからすぐにでも見習っていきたい。

【画像ギャラリー】これができればアナタも「運転上手」と認定される(11枚)画像ギャラリー

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