■ロータリーEV長距離ドライブでの燃費は?
バッテリー容量17.8kWhのPHEVで、フル充電でのEV航続距離はカタログ値では107km。充電してバッテリ-残量100%時にメータに示されるEV走行可能距離は85kmであった。
横浜市内から静岡県裾野市にある竹平さんのショップ「テイクス」まではチャージモードで走行。常にエンジンが稼働し、バッテリーをチャージしながら走るモードだ。これだと燃費は11.7km/L、電費は8.0km/kWhだった。
帰路、東名高速足柄SAで急速充電をして残量100%として「ノーマルモード」で走る。バッテリー残量が45%になるまではほぼEV走行だったのだが、40%以下にならないよう、エンジンが作動する時間が増える。45%前後を維持する制御となっている。
こうして編集部に戻った時(102.9km走行)の燃費は49.5km/Lで電費は7.8km/kWhだった。
●MX-30 Rotary-EV主要諸元
・価格:478万5000円
・ハイブリッド燃費:15.4km/L
・充電電力使用時走行距離:107km
・全長:4395mm
・全幅:1795mm
・全高:1595mm
・ホイールベース:2655mm
・車両重量:1780kg
・エンジン:水冷1ローター 8C-PH型
・排気量:830cc×1
・最高出力:72ps/4500rpm
・最大トルク:11.4kgm/4500rpm
・モーター出力:170ps/9000rpm
・モータートルク:26.5kgm/0-4481rpm
・バッテリー:リチウムイオン 355V
・総電力量:17.8kWh
・最低地上高:130mm
・最小回転半径:5.3m
・サスペンション:ストラット/トーションビーム
・タイヤサイズ:215/55R18
コメント
コメントの使い方正直、家to仕事場&普段使いであまりガソリンが減る気がしないんだが
純粋に通勤だけなら40%切るかね?
年に何回か遠出が出来る事に500万払うかどうかって所に価値を見出せるかだけじゃね?
カネさえあれば家充電+長距離保険がついているようなものでいい車だと思うよ
チャージモードは、よっぽどのことがないと皆さん使わんでしょ。
自分はセーブモードは使うけどチャージモードは殆ど使ってません。
高いガソリン使って充電するってコスパ悪すぎます。
EVで走れる100%⇒40%まで実走行距離がどれくらいで、
40%に達してからハイブリッドでの燃費はどれくらいなのかで
算出しないと参考になりません。
合算の燃費の49.5㎞/ℓって、タイミングしだいで100㎞/ℓにも200㎞/ℓにもなりますよ。
うーん、これにはこれの良さがあるのだろうけど、PHEVは三菱のアウトランダーに軍配があがるかな。
記事的に惹かれたから読んでみたけど、このサイズ感でこの燃費はむしろ悪いのでは…?
バッテリー分の走行距離を込みで燃費を書くというのは、要するに純EV車の記事に
「燃費は驚異のリッター無限キロ!!」
と書いてるのと同じ。私ならこれに違和感を覚えます。
「燃費は驚異のリッター49.5キロ」→計算する区間で、リッター100キロにでもリッター1000キロにでもできますよ。
だれも指摘できなかったのでしょうか?
言いづらいですよね。
おかしいと思って計算できる人はいいですが、わからない人はロータリーEVの知識が不正確になると思います。
マツダも望んでいないと思います。
訂正するべきです。
phevに、ガソリン「燃費」は意味無いですよ。
このレポートで意味ある数字といえば
「電費」くらいだけれど、その数字も計測方法が厳密でないですね。
なんか、プリウス出たころの燃費レポート競争みたいなうさん臭さが残る。
燃費49.8km/hは明らかに、バッテリーで走行した分が含まれている。
アウトランダーPHEVも燃費99km/hなんていう数字かでることかある。
はっきり言って、燃費計算のバグでしかない。ちゃんと直してほしいところ。
1年後、2年後も同じなら凄いんじゃない
記事の燃費に文句を付けている方々は
日産のe-Power車やトヨタのプリウス等のハイブリッド車についても普段から
「バッテリーが充電状態の燃費に意味はない。
バッテリーが空の状態の、最悪時の燃費で表示しなければ詐称だ」
と仰っているのでしょうか?
だってこの記事、普通の実際のユースケースを紹介しただけですよね…しかもMX-30は普通に家で満充電にできるわけで、むしろ空で発進するほうが稀でしょう。