■ビートとS660コンセプト
(読者の方からの、ビートの新型が登場したら乗りますか? という質問に答えて)
ビートはサイズとスタイルが気に入っていました。ホンダはコメントしていませんが、ピニンファリーナの手が入っていると思われるデザインが好きでした。
軽自動車ながらミドシップを採用したパフォーマンスもよかったですね。またああいうクルマに乗りたいものです。ビートはNAでややトルク不足でしたが、現在ならターボで対処してくれるはずです。
2シーターオープンに必要なのは何より軽さです。軽さがビートの魅力であったことはいうまでもありません。大いに満足していましたが、ベストカー編集部にビートをぜひ欲しいという人物がいて譲りました。
今回ホンダはS660コンセプトという軽自動車のオープンを東京モーターショーに出展していますが、軽自動車はスポーツカーのベースにとてもいいと思います。ビートはホンダの都合でわずか5年ほどで生産を止めてしまいました。そこがホンダのいけないところで、S660が発売したらもっと長く大事に売ってほしいと思います。
税制問題はきわめて政治的な話ですが、ここはわれわれユーザーが声を大にして政府にプレッシャーを与えたいところです。
■日産の旧モデル販売
(読者の方からの、新型エクストレイル登場に絡めた、日産は日本市場を大事にしていないのですか? という質問に答えて)
エクストレイルのディーゼルは私の大好きなクルマです。エンジンの出来がよくてディーゼルらしさを感じませんでした。ヨーロッパのディーゼルのように長距離乗っても疲れず、ストレスを感じさせません。こいつが新型にないのは残念です。
スカイラインのほうは新型に乗っていませんが、旧モデルの2.5Lはバランスのいいクルマですから、熟成さえされれば、それでもいいと思います。
日産は会社の規模がとても小さくなりました。ルノーと合わせてグローバルで考えれば巨大な企業ですが、こと日本のマーケットを考えればずっと小さくなっています。もう昔の日産でないことを我我ユーザーも理解しなければなりません。
またスカイラインというクルマは日産のなかでは存在こそ偉大ですが、販売台数としては、メイン車種ではありません。
日本マーケットを考えれば、日産の選択は間違いではないかもしれません。とにかく日本においては日産はトヨタのライバルとして立ちはだかる存在ではないのです。
■大人しい日本人
(読者の方からの、増税に絡めた、日本人は本当に大人しいと思います。いつ怒るんでしょうか? という質問に対して)
確かに今の政治にはいろいろいいたいことがありますよね。日本人は本当に大人しいと思います。いつ怒るんでしょうか?
かつては自民党が下野したこともあるのに、政治は変わっていないように思います。その時の政権にあった民主党が何もできなかったから、元に戻ってしまった、そういうことでしょう。
現在は相当ライトハンドなトップですよね。もちろん与党を批判するばかりでは能がないと思うのですが、景気が少しばかりよくなったからといってそれでいいのでしょうか。
国民による国民のための政治、こいつが基本のはずです。国民は政権を監視し、時に声を上げることが進んだ民主主義だと思います。
コメント
コメントの使い方