全長5.3m超のワイルドボディ!! “王者越え”のデキ[新型トライトン]! 荷台のあるクルマの魅力とは?

■トライトン&ハイラックスの後席居住性は?

トライトンの後席に座る清水氏。シャキッと背すじが伸び、この状態で長時間座っているのは疲れる
トライトンの後席に座る清水氏。シャキッと背すじが伸び、この状態で長時間座っているのは疲れる

 車体サイズが似た両車ということもあり、後席居住性にも大きな差は感じなかった。後ろに荷台があるため、シートバックは立ち気味で、なんというか姿勢正しく座るような座り方を強いられる。

 また、フロアに対し相対的に座面が低いため膝が立つ姿勢となることも窮屈感につながる。まあ、この手のクルマは後席があるだけでもうれしいのだが。

■スーパーキャリイ Xリミテッドってどんなクルマ?

スーパーキャリイの助手席を前倒させるとテーブルになる
スーパーキャリイの助手席を前倒させるとテーブルになる

 軽トラックのキャリイのキャビンスペースを後方に拡大したのが『スーパーキャリイ』。シート後方に奥行き250mmのスペースがあるため、ここにちょっとした手荷物を置いたりユーティリティフックを活用してアウトドアグッズを収納することが可能。

 それになんと言っても最大40度のリクライニングができるのが魅力的。5MT仕様だと副変速機付きパートタイム4WDとなり、案外タフな悪路性能もあるのだ。

各車の荷台サイズ(実測値)※カッコ内はキャブ後端部からの長さ
各車の荷台サイズ(実測値)※カッコ内はキャブ後端部からの長さ

●三菱 トライトン(GSR)主要諸元
・全長×全幅×全高:5360×1930×1815mm
・ホイールベース:3130mm
・最低地上高:220mm
・車両重量:2140kg
・エンジン:直列4気筒DOHCディーゼルターボ、2439cc
・最高出力:204ps/3500rpm
・最大トルク:47.9kgm/1500-2750rpm
・トランスミッション:6AT
・WLTCモード燃費:11.3km/L
・Fサスペンション:ダブルウイッシュボーン
・Rサスペンション:リーフスプリング
・タイヤサイズ:265/60R18
・価格:540万1000円

●トヨタ ハイラックス(GRスポーツ)主要諸元
・全長×全幅×全高:5320×1900×1840mm
・ホイールベース:3085mm
・最低地上高:215mm
・車両重量:2110kg
・エンジン:直列4気筒DOHCディーゼルターボ、2393cc
・最高出力:150ps/3400rpm
・最大トルク:40.8kgm/1600-2000rpm
・トランスミッション:6AT
・WLTCモード燃費:11.7km/L
・Fサスペンション:ダブルウイッシュボーン
・Rサスペンション:リーフスプリング
・タイヤサイズ:265/60R18
・価格:431万2000円

●スズキ スーパーキャリイ(Xリミテッド)主要諸元
・全長×全幅×全高:3395×1475×1885mm
・ホイールベース:1905mm
・最低地上高:160mm
・車両重量:840kg
・エンジン:直列3気筒DOHC、658cc
・最高出力:50ps/6200rpm
・最大トルク:6.0kgm/3500rpm
・トランスミッション:5MT、パートタイム4WD
・WLTCモード燃費:17.7km/L
・Fサスペンション:ストラット
・Rサスペンション:リーフスプリング
・タイヤサイズ:145/80R12 80/78N LT
・価格:151万3600円

【画像ギャラリー】ピックアップトラックの荷台には「夢」を載せるんだよ……by 清水草一!! 夢を載せて走る荷台のあるクルマたち(32枚)画像ギャラリー

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