ホンダブランドや日本車メーカーの存在を示せているのは大きな功績
かつてのように、若者が簡単に手出しできる価格や性能ではなくなってしまったことは確かに残念だが、ホンダはこのシビックタイプRによってホンダブランドのアピールに大成功し、さらには日本車メーカーの存在を世界に示すことができた。これは大きな功績だと思う。
若い人が簡単に手を出せる価格ではなく、こうした背景が、若い人にクルマが好きな人が少ない状況をつくりだしているというのはそうなのだろうが、多数派ではなくても、若い人にもクルマが好きな人はいる。そうした若い人たちにとっては、これほど完成度の高いピュアなスポーツカーを、いまこの時代に提供してくれていること自体に価値があるのではないだろうか。
今後、電動化がさらに加速するとこうした付加価値の付け方はさらに変化していくだろう。そもそもタイプRの存在自体続くかどうかも危ういが、ホンダならば、クルマ好きがいる限り、やってくれることだろう。
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