■復活してほしい装備:三角窓があればエアコンなしでも涼しい!?
若い人がまったく知らない装備の1つ(だろう)、三角窓である。上部と底辺を軸に回転させることが可能で、外気を取り入れることができた。しかも開き具合によって風量調整まで可能。当時のクルマは、エアコンはもちろん送風・換気という機能すら十分ではなかったから、この三角窓の存在は絶大だった。
しかし、1960年代の終わりころから急速に姿を消していく。なぜ三角窓はなくなったのか。コストや安全面(はみ出した箇所が歩行者のダメージとなり得る)もあるが、一番大きいのは、エンジンの排熱を利用したヒーターの研究が進み、きちんとした配管構造を持つ強制送風式のベンチレーションシステムが普及しはじめたことが最大の原因だろう。
現在、エアコンがこれだけ高性能化しているので三角窓はいらないという人も多いだろう。しかし、エコの時代、エアコンを最小限にし、三角窓を開けての省燃費運転は今の時代に合うのでは。
ホンダフィットやダイハツトール、ハイトワゴンの軽自動車など、ドアガラスの前方にはめ殺しのガラスが付いているクルマもあるので、あの部分を開閉式にすることは難しいだろうか?
【画像ギャラリー】なんでなくなったのよ! 復活してほしい装備はコレ!(13枚)画像ギャラリー■復活してほしい装備:キャンバストップ
キャンバストップと聞いて思い出すのは、フェスティバキャンバストップと、デミオキャンバストップ。スイッチ1つで手軽にオープンドライブが楽しめる電動キャンバストップを組み合わせて大ヒットした。
キャンバストップは、ピラーとルーフを囲む部分だけで、ボディ剛性を確保でき、かつ軽量化できるのでうってつけだった。しかし、デミオキャンバストップを最後に、布の天井ということもあり、防犯対策の面から衰退していった。最後はルノートゥインゴで、それも2023年を持って生産を終了している。
フィットキャンバストップ、ヤリスキャンパストップなど、昔のようにコンパクトカーに設定してみてはいかがだろうか?
【画像ギャラリー】なんでなくなったのよ! 復活してほしい装備はコレ!(13枚)画像ギャラリー■復活してほしい装備:黄ばみのないガラス製ヘッドライト
最近やたらと見かけるヘッドライトが黄ばんでいる、白化しているクルマ。昔のヘッドライトはガラス製で、バルブも白熱球、その派生のシールドビーム、マニアが交換していたハロゲン球であり、発生する熱で光を放出する仕組み。
ガラス製のヘッドライトは比較的キズが付きにくく、黄ばみ、くすみに強かい(逆に内側の曇りは発生しやすいが)。
しかし現在のヘッドライトはガラスに対して対衝撃性で勝り、破損しても破片が飛び散りにくく、安全性、そしてデザインの自由度の高さ、軽量化を重視したポリカーボネート素材(樹脂)が主流だを。
新車のヘッドライトには耐候性を高めるためのコーティングが施されているものの、黄ばみ、くすみの発生は素材の性質上、ガラスより深刻で、主に紫外線、クルマの前面にあることから飛び石などによる細かいキズ、さらにコーティングの剥がれなどによって、経年変化とともに劣化が促進されることになる。
特に紫外線はヘッドライトの黄ばみの最大の原因とされ、屋外駐車のクルマでは避けられないダメージのひとつ。黄ばみのないガラス製ヘッドライトが増えてほしいものだ。
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コメント
コメントの使い方私の愛車は、>>ブレーキペダルから足を離しても停止し続けてくれる「オートブレーキホールド」<< は、しません!足離すとエンジンが掛かります。また一度奥まで踏み込まないと、坂道で後退してしまいます。2度とこの会社の車買いません