【パンクの疑問と対処法】 パンクが起きたら、その時どうする


停車は「パンクの状態確認」のため

 回答で気になる点を整理していこう。まずはA2.に関して。ここでいう「安全に停車させる」とは、単にどんなパンクでも停車させて救援を待てという意味とは少し違う。

 「お客様がタイヤに違和感を感じて停車した時には、すでにタイヤは内面的にダメージを受けている場合が多いと考えています」

 「だからこそ、まず安全に車両を停車させるのは、パンクの程度を確認するために重要なのです」

 一旦停止してタイヤの状態を見たうえで、パンクが軽度なら修理キットを使う、自宅やガソリンスタンドが近いならそこまで行くといった判断もできるということだ。

修理キットはどう使うのが正しい?

 A4.でブリヂストンは「できるだけ速やかに新品タイヤへの交換を」と回答している。では、パンク修理キットはどう使うべきか?

 「明確にお答えできなかったのは、パンク修理キットの種類によって、使える傷の部位や直径などが異なる場合があるからです」

スバル レヴォーグに標準装備されるパンク修理キット。「タイヤ接地面以外が損傷している時」、「ほとんど空気が抜けている状態で走行した時」など修理不可の条件もある。修理は左の修理剤を右手のコンプレッサーでタイヤに注入して行う。ただし、修理剤には使用期限もあり、この車両の場合は2020年7月と記載されていた。修理後の走行速度は80km/h以下

 一般的に見れば、細い釘一本程度で起きたパンクなら、パンク修理キットで補修可能な場合もある。ただし、補修可能な場合でも、「パンクが直った!」とそのまま放置するのはNGだ。

 「エア漏れが収まっていても、タイヤ内面が損傷していれば、結局はいつタイヤが壊れてしまうかわからない状態なのです」

 人間だって風邪や病気にかかり、一時的に症状が回復しても、きちっとした検査を受けなければ、本当に病気が治ったかどうかわからない。それと同じで、タイヤもプロの“検査”が必要というわけだ。

次ページは : 【まとめ】パンクの対処法 3ステップ