【SUV王者C-HRがマイチェン】GRスポーツの「デキ」やいかに!


■標準モデルと追加されたGRモデルの走りはどう違う?

 マイナーチェンジを機に追加されたスポーツグレード「GR SPORT」は、ボディ補強、専用チューニングのサスペンション&パワーステアリング制御、19インチタイヤ&専用アルミホイール、そしてフロントバンパーをはじめとする専用のエクステリアに、GR専用シート&ステアリングなどのインテリアをコーディネートしたモデルだ。

 これまでとは異なり、C-HRではリヤバンパーをノーマルのままとし、ベース車両をベーシックなS系グレードとするなど価格を抑えるアイデアを盛り込んだ。そのため上級グレードに対してわずか10万円ほどのアップと買いやすくなっているのがトピックである。とはいえ灯火類は上級グレードに準じているので、下位グレードがベースであることを感じる心配はないから安心していい。

 走りは、“ピュアで美味しい水”のように淀みがなくすっきりとした感覚が好印象。ノーマルも走りの水準はかなり高いのだが、乗り比べるとステアリングの切りはじめに操舵感が変化する状況を感じたり、スラロームの切り返し時に大げさな挙動があったりと、雑味が残っているのだ。

 一方でGR SPORTだとそんな雑味が取れてスッキリとしたさわやかさが味わえる。スッと収まるロールの収束も澄みわたっているし、思ったとおりに曲がって気持ちよく走れる。しかも、サーキットを攻めるではなく、あくまで日常でスポーティ感を味わうための味付けだから乗り心地だってノーマルより優れているほど。スイートスポットの広さを感じる。

 走り好きなら、グレード選びは「GR SPORT」一択だろう。峠道でも楽しむなら、オススメは1.2LターボのMTだ。

スラローム走行でもスイートスポットの広さを感じさせたGR SPORT。1.8Lハイブリッドと1.2Lターボ(iMT)から選択可能だ

■C-HRの価格とラインアップ

●1.2Lターボ
◆S-T 2WD(スーパーCVT-i)=240万円、 S-T 2WD(6速iMT)=236万7000円、4WD(スーパーCVT-i)=259万8000円
◆G-T 2WD(スーパーCVT-i)=266万5000円、 G-T 2WD(6速iMT)=263万2000円、4WD(スーパーCVT-i)=286万3000円
◆S-T ”GR SPORTS” 2WD(6速iMT)=273万2000円

●1.8L、THSIIハイブリッド
◆S 2WD=273万円
◆G 2WD=299万5000円
◆S ”GR SPORTS” 2WD=309万5000円

G系とGR系の価格差は、S-T、ハイブリッドともに10万円となっている。

次ページは : ■C-HR GR SPORT主要諸元