VW新型Tクロス&最新ゴルフ年内発売!!! これすげえ売れそう!!

輸入車ド定番!! 新型ゴルフは年内にも日本導入

通算8代目となる新型ゴルフ。全長4284×全幅1789×全高1456で、エンジンは1.5Lガソリンターボと2Lディーゼルが主力

 東京からポルトガルまでひとっ飛びして8世代目となるVWゴルフ国際試乗会へ参加した。

 ゴルフが長年Cセグメントハッチバックのベンチマーク的存在であることは言わずもがな。世界中のFFハッチバックが目標としてきた。1974年、ビートルに代わるフォルクスワーゲン=国民車として初代が発売され、現在までに世界累計3500万台以上が発売された。

 新型は現行の7代目が初めて採用したエンジン横置き用モジュラープラットフォーム「MQB」を引き続き採用。ただし、一部モデルのフロントサブフレームをアルミ化するなど各部に改良が加えられている。

リアにまわると現行モデルのスタイルと近く、キープコンセプトであることがわかる。ガラリと変わったフロントとは対照的にボディラインは現行を踏襲

 サイズは現行モデルとさほど変わらないが、26mm長く、36mm低い(ドイツ仕様同士の比較)。全高を低めたのは空力性能向上のため。それによって前面投影面積を小さくでき、Cd値も0.3から0.275へと向上させ、空気抵抗を減らし、燃費を稼いでいる。

 低さによってややスポーティな印象を得たものの、スタイリングに新鮮味はあまりない。LEDヘッドランプを駆使してシャープな見た目を目指しているのは感じる。

 歴代ゴルフを見ればわかるが、世界中で街の風景の一部になるほど売れるこのクルマに奇をてらったスタイリングはふさわしくない。

 ドイツ本国はじめ欧州各国では実に幅広いエンジンラインナップを展開するが、2020年後半以降に予定される日本導入時に設定されるのは、1.5L直4eTSIエンジン(ガソリン)と2.0L直4TDIエンジン(ディーゼル)の2種類だ。

相変わらず高いボディ剛性と乗って感じる上質感

動力性能そのものは現行モデルを踏襲しているものの、スムースさが増した新型ゴルフ

 現地でその両方に乗ることができた。従来のTSIに「e」が加わった新ガソリンエンジンは、48ボルトの電源システムを用い、通常のオルタネーターに代えて若干の駆動アシストと減速エネルギー回生に活用するスタータージェネレーターが付くもの。

 走らせてみると、まず発進がスムーズ。アイドリングストップからのエンジン再始動は、かかったことに気づかないくらい振動がない。ブレーキペダルをリリースするとエンジン音がするものの、EVのようにスルスルと発進する。

 力強さそのものは現行型が積む1.4L TSIと大きくは違わない。TDIはさらに現行モデルに近い挙動を見せる。ただしエミッション対策が進化した。

 エンジンを問わず、静粛性が向上し、乗り心地もさらによくなった。車体剛性感は相変わらず高く、ドイツ車らしさを味わうことができる。全体から〝モノのよさ〟が漂うのは歴代に通じる魅力だ。

インテリアはコンサバながら音声認識システムをはじめ、最新のデバイスがふんだんに盛り込まれている

 モデルチェンジのキモは動力性能面ではなくデジタライゼーションだ。インパネのスイッチの数は大幅に減り、多くを中央部のタッチスクリーンで行うようになった。

 スマホの操作が苦手という人は新型のUI(ユーザーインターフェース)をあまり好まないかもしれないが、「ハローフォルクスワーゲン」で起動する音声認識システムが備わるので「温度を上げて」とか「吉幾三をかけて」などと声で操作すれば問題ない。

 本国仕様にはインフラや他車とリアルタイムの情報をやり取りして事故予防に役立てる「CAR2X」という車々間通信および路車間通信システムが備わるのだが、通信環境が異なるため日本仕様には(少なくとも当面は)実装されない。

 その出来栄えに満足して帰国したのだが、本国で2019年12月に登場したのに日本導入が丸々1年後以降というのは待たせすぎだ。前倒しを望む。

【塩見智】

【画像ギャラリー】サイズ感はどのあたり?? Tクロス&新型ゴルフと競合車を比較

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