VW新型Tクロス&最新ゴルフ年内発売!!! これすげえ売れそう!!


相変わらず高いボディ剛性と乗って感じる上質感

動力性能そのものは現行モデルを踏襲しているものの、スムースさが増した新型ゴルフ

 現地でその両方に乗ることができた。従来のTSIに「e」が加わった新ガソリンエンジンは、48ボルトの電源システムを用い、通常のオルタネーターに代えて若干の駆動アシストと減速エネルギー回生に活用するスタータージェネレーターが付くもの。

 走らせてみると、まず発進がスムーズ。アイドリングストップからのエンジン再始動は、かかったことに気づかないくらい振動がない。ブレーキペダルをリリースするとエンジン音がするものの、EVのようにスルスルと発進する。

 力強さそのものは現行型が積む1.4L TSIと大きくは違わない。TDIはさらに現行モデルに近い挙動を見せる。ただしエミッション対策が進化した。

 エンジンを問わず、静粛性が向上し、乗り心地もさらによくなった。車体剛性感は相変わらず高く、ドイツ車らしさを味わうことができる。全体から〝モノのよさ〟が漂うのは歴代に通じる魅力だ。

インテリアはコンサバながら音声認識システムをはじめ、最新のデバイスがふんだんに盛り込まれている

 モデルチェンジのキモは動力性能面ではなくデジタライゼーションだ。インパネのスイッチの数は大幅に減り、多くを中央部のタッチスクリーンで行うようになった。

 スマホの操作が苦手という人は新型のUI(ユーザーインターフェース)をあまり好まないかもしれないが、「ハローフォルクスワーゲン」で起動する音声認識システムが備わるので「温度を上げて」とか「吉幾三をかけて」などと声で操作すれば問題ない。

 本国仕様にはインフラや他車とリアルタイムの情報をやり取りして事故予防に役立てる「CAR2X」という車々間通信および路車間通信システムが備わるのだが、通信環境が異なるため日本仕様には(少なくとも当面は)実装されない。

 その出来栄えに満足して帰国したのだが、本国で2019年12月に登場したのに日本導入が丸々1年後以降というのは待たせすぎだ。前倒しを望む。

【塩見智】

【画像ギャラリー】サイズ感はどのあたり?? Tクロス&新型ゴルフと競合車を比較

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