BEVモデルと差別化が図られている
BEVモデルに対して、エクステリアではいくつかの部分が差別化されている。まず、フロントバンパーのデザインが異なり、アプローチアングルを稼げるよう少しアゴの形状が変更されているほか、前後バンパーとも傷防止加工が施された素材とされている。夜間の視認性を向上させるべく、フォグランプがより高く外側に配置されている。
また、精悍なブラックのアルミホイールが組み合わせた215/60R17サイズのオールシーズンタイヤを標準で履くほか、使われ方を考慮してルーフバーが標準装備されている。
4120mm×1775mm×1600mmとコンパクトなサイズながら室内の広さは十分に確保されている。シートには汚れても水をザバッとかけて洗えるほどの撥水加工ファブリックのウォッシャブルシートが標準装備される。
ヘッドライナーはブラックで、シルバーのダッシュ左端には、「4xe」のロゴが配されている。眼前にはフルカラー10.25インチのマルチビューディスプレイ、ダッシュ中央には10.25インチのタッチパネルモニターが並ぶ。センターコンソールの前端にスイッチ式シフトセレクターを備え、後方にドライブモードセレクターが配されている。
エントリーモデルながらハンズフリーパワーリフトゲートが標準装備され、荷室容量も325Lが確保されているのもありがたい。
リアに牽引フックが標準装備されるのも、このクルマの実力がうかがえるポイントのひとつだ。けっして飾りではなく、なく本当にスタックした他車を救援できるほどの性能を備えているのだ。いざとなればこんなに小さな車体にもかかわらず平気でラングラーぐらいのクルマを引っぱることができるというから驚く。
登坂能力は最大40%、最大渡河水深は400mm
登坂能力は最大40%の砂利道を上ることが可能で、前輪のグリップが失われた状態でも最大20%の勾配を走破できるという。
最大渡河水深は400mmとのことで、大雨のときに都市部のアンダーパスにできそうなけっこうな水たまりでも難なく走破できることになる。それを示す目盛りとダックの泳いでいるマークがフロントバンパー左端に描かれているという遊び心もまたジープらしい。
リアにはトーションビームではなく専用のマルチリンクサスペンションを採用しており、左右のタイヤが独立して複雑な路面の凹凸に沿ってなめらかに動くため、常に後輪がしっかりと接地する。
しかも、これまたこのクラスとしては珍しく高精度で腐食にも強いアルミ押し出し材を採用しているのも特徴だ。さらに、サスペンションアーム下部にはラバー塗装を施して飛び石や泥からパーツを保護するようになっているという。
フロアガードも普通は樹脂製のところ、フロントセクションとガソリンタンクに鋼鉄製を採用しているのもオーバースペックではなく、そのような使われ方を想定してのものだ。こうした見えない、いろいろな部分にも、非常にこだわって作り込まれていることにも感心せずにいられない。








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