アウディe-tron GT 2021年秋日本導入を発表! ひと足先に試乗チェック!!


■ハイパワーバージョンのRS e-tron GTは646馬力を発揮!

こちらは上級モデルのRS e-tron GT。20インチホイールと3チャンバー式エアサスペンションを標準装備。システム最高出力は646ps/830Nm、0-100km/h加速は3.3秒
高品質でスポーティに仕上げられたコクピット。運転席には12.3インチのアウディバーチャルコックピット、ダッシュボード中央には10.1インチのタッチパネルがレイアウトされている

 パワートレーンはポルシェタイカンと基本的には同一で前後に2基の電気モーターを搭載、フロントのモーターはe-tron GT クワトロ、そしてRS e-tron GTともに238psだが、リアは435ps/465psとなっている。

 システム出力は前者が476psと630Nm、後者が646馬力と830Nmで、ダイナミック性能はe-tron GT クワトロが0-100km/hが4.1秒、最高速度は245km/h、RS e-tron GTはそれぞれ3.3秒と250km/hと発表されている。

 また搭載されるバッテリーは800Vの電圧を持ったネット84kWh(グロス93kWh)で航続距離は最大で488km(e-tron GT クワトロのWLTPモード)に達する。なお、日本での充電は8kWのACチャージャー、150kWのDCチャージャーに対応するようになっており、最大航続距離はアウディジャパンの発表では500kmとなっている。 

■高性能ながらもジェントルな乗り心地

オプション装備として、走行音を電子的に合成した「e-tronスポーツサウンド」を選択可能。アウディドライブセレクトで車内および車外のサウンドを調節することができる

 最初に試乗したのはスタンダード・バージョンともいえるe-tron GTクワトロで、2.3トンもの車重にも関わらず、加減速やコーナリングなどのダイナミックなシーンでの走りは正直言ってポルシェタイカンとの差はあまり感じられなかったが、全体的なドライブフィールはポルシェと比べると、アウディの主張どおり「GT風」である。

 すなわちステアリング操舵に対する車体の反応やスロットルに対するモーターの立ち上がりなどわずかながらソフトな感じがする。さらに落ち着いた高品質なインテリアの影響もあって、主にアウトバーン走行が主だった往路ではドイツの推奨速度130km/hでフラットな乗り心地を感じながらのクルージングを楽しめた。

 もちろん、前方の遅いクルマを追い越すために、左車線に出てドライブペダルを踏みこめば瞬時に200km/hを超える速度が体験できる。

 次に乗ったハイパワーバージョンのRS e-tron GTは最初にハンブルグの市街地を通過したので、ドライブモードはまずコンフォートを選択しておいた。結果は石畳の古い道路や荒れた路面でもダイレクトに突き上げるようなショックは感じられず、ソフトなタウンドライブが可能であった。

 一方、郊外でスポーツモードを選択すると操舵力がやや大きくなり、同時にダンパーにもやや硬め、がっしり感が出てドライバーにやる気を促す。もちろんドライブペダルのマッピングもシャープになり、人工ダイナミック・サウンドを伴って豪快な加速を見せる。

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