フェラーリ296GTB海外サーキット試乗で見えた! そのしなやかなライドフィールは「フェラーリ離れ」していることに驚愕!!

■しなやかなライドフィール、爽快なサウンド。ファンの期待を裏切らない仕上がり

 その甲斐もあってだろう、多少の凹凸をものともしない、しなやかなライドフィールはちょっと今までのフェラーリとは一線を画する質感だ。

 モーターのみで走る場面も多いということはロードノイズの類も気になるところだが、こちらもタイヤと車体の両面からよく整理されているようで、煩さは感じない。

 この柔軟なフットワークとリニアなコントロール性のおかげで、タイトなワインディングでもそれなりにパワーをかけて積極的に曲がりを愉しむことができた。

 と、そこで改めて噛みしめるのがおよそV6離れした爽快なサウンドだ。

 1990年代以降は各社のマルチシリンダーエンジンの主力となった。すなわち耳慣れたユニットが、これほど澄んだ高音を聞かせてくれるとはゆめゆめ思わなかった。

 もちろん、手練のエキゾーストレイアウトなどの援護射撃があってのことだが、この点ひとつとっても、296GTBはフェラーリファンの期待を裏切らない仕上がりといえる。

【画像ギャラリー】最高出力驚異の830ps!! フェラーリ初の量産型PHEV「296GTB」をギャラリーでチェック(27枚)画像ギャラリー

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