ミニバン天国に黒船来襲? プジョー「リフター」は日本製ミニバンより凄いのか?

■プジョーリフターロングはどんな人にピッタリ?

リアゲートは、ガラスハッチの開く2ウェイタイプ
リアゲートは、ガラスハッチの開く2ウェイタイプ

 プジョーリフターロングの購入ユーザー層は、新車の登場から1年あまりしか経っていないノア&ヴォクシー、セレナ、ステップワゴンの購入を検討しているユーザー層ではなく、もっとアクティブに、オシャレさを求めている40代の”ちょいお金持ち層”だろうか。

 もちろん、車中泊ユーザーにもピッタリだ。ロングドライブ(パドルシフト付き)も楽しいし、ディーゼルなので長距離ドライブにも向いている。

 5人乗りのリフターに用意されているタープやテントのほか、今後はリフターロング用のマットやシェードなどの純正アクセサリーも充実していくだろう。

 輸入車ミニバンの最大のライバルと思っていたVWシャランは2022年夏に生産が終了し、国内販売もほぼ在庫がなく販売終了しているし、BMW2シリーズには、先代モデルにあった3列7人乗りのグランドツアラーが現行モデルにはラインナップされていない。VWゴルフトゥーラン(411万5000~)も末期モデルだし、ベンツVクラスは926万円からという価格からすると、購入層はちょっと違う。

 となると、プジョーリフターの最大のライバルは兄弟車のシトロエンベルランゴロング、という同門対決か。

 3列7人乗りという縛りを外し、輸入車MPVとして考えた場合、5人乗りのルノーカングー(欧州では7人乗りも発売予定)も視野に入ってくるだろう。

 最終的に悩むのは、ベルランゴ、リフターの5人乗りか、7人乗りかということになるかもしれない……。

■プジョーリフターロング GT
●ボディサイズ:全長4760(4405)×全幅1850(1850)×全高1900(1880)mm
●ホイールベース:2975(2785)mm
●車両重量:1700(1650)kg
●エンジン:直列4気筒ディーゼルターボ
●排気量:1498㏄
●最高出力:130ps/3750rpm
●最大トルク:300Nm/1950rpm
●WLTCモード燃費:18.1㎞/L
●トランスミッション:8速AT
●サスペンション前/後:マクファーソンストラット/トーションビーム
●タイヤサイズ:215/60R17
※カッコ内は5人乗りのリフターGT

【画像ギャラリー】早くも大ヒット確実!? プジョーの3列7人乗りミニバン「リフター」が日本製ミニバンより凄いところを写真でチェック!(12枚)画像ギャラリー

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