■続いてフリードのModuloXは?
いっぽう、もう一台のModulo Xであるフリードは、シャシーはアルミホイール以外ノーマルで、エクステリアとインテリアのドレスアップに集中した仕様。とりわけインテリアは「ドレスアップというよりカスタムカー」と言いたいレベルで、2種類の革でアクセントを付けた専用ステアリングや、ブラックとモカの2トーンで仕立てた専用シートなど、趣向を凝らしたデザインに目を奪われる。
こういうクルマはガンガン攻めて走るような性格ではないのだが、試乗コースがあまりに楽しすぎたのか、ベストカーClubメンバーの声はハンドリングに関するコメントばかり。インテリアデザインに言及している人が一人も居ないのにはマイッタ(笑)。
昔のクルマ好きはまず動力性能やハンドリングに興味を持ったものだが、最近のミニバンユーザーはインフォテイメントやインテリアデザインへの関心が高い。フリードのModulo Xは、そういう新しいタイプのクルマ好き層に向けたコンプリートカーの提案なのかもしれません。
■NSXやビートなど、往年の名車も楽しめました
これら最新のモデューロ以外にも、NSX(3.2LのタイプS)やビート、そして20インチホイールを履いた最新のシビック・タイプRなど、走りの楽しい試乗車をホンダアクセスさんが用意してくれたおかげで試乗会は大盛況。炎天下にもかかわらず、ベストカーClubメンバーともども終日大いに楽しむことができた。
ホンダアクセスさん、どうもありがとうございました!
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