ただのホンダ車では満足できない人に ホンダアクセスModulo試乗会

■続いてフリードのModuloXは?

 いっぽう、もう一台のModulo Xであるフリードは、シャシーはアルミホイール以外ノーマルで、エクステリアとインテリアのドレスアップに集中した仕様。とりわけインテリアは「ドレスアップというよりカスタムカー」と言いたいレベルで、2種類の革でアクセントを付けた専用ステアリングや、ブラックとモカの2トーンで仕立てた専用シートなど、趣向を凝らしたデザインに目を奪われる。

「家族がいるからミニバンに乗る必要があるけど、走りの楽しさは味わいたい」というユーザーは多く、Moduloはそういう趣向にぴったりとマッチする

 こういうクルマはガンガン攻めて走るような性格ではないのだが、試乗コースがあまりに楽しすぎたのか、ベストカーClubメンバーの声はハンドリングに関するコメントばかり。インテリアデザインに言及している人が一人も居ないのにはマイッタ(笑)。

 昔のクルマ好きはまず動力性能やハンドリングに興味を持ったものだが、最近のミニバンユーザーはインフォテイメントやインテリアデザインへの関心が高い。フリードのModulo Xは、そういう新しいタイプのクルマ好き層に向けたコンプリートカーの提案なのかもしれません。

■NSXやビートなど、往年の名車も楽しめました

 これら最新のモデューロ以外にも、NSX(3.2LのタイプS)やビート、そして20インチホイールを履いた最新のシビック・タイプRなど、走りの楽しい試乗車をホンダアクセスさんが用意してくれたおかげで試乗会は大盛況。炎天下にもかかわらず、ベストカーClubメンバーともども終日大いに楽しむことができた。

 ホンダアクセスさん、どうもありがとうございました!

Moduloブランドのスポーツサスペンション(スプリングとダンパー。ダンパーは減衰力可変式)が装着された、程度極上のNSX TypeS(1999年式)。このスタイル、この性能、めちゃくちゃほしくなりました(もちろん買えないけど…)。現在の相場価格だと800万円超といったところか
2011年に、ビート発売20周年を記念して発売された(ビートは1991年登場) Moduloスポーツサスペンション(限定数:300セット/130,000円)が組み込まれたビート。 いい意味で、本当にいい意味で「ホンダの魂」がクルマの隅々に感じられるクルマでした

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