■最新デバイスを活かして悪路も安心して走る!
林間コースでもランクル250の優位性は揺るがない。ダウンヒルアシストは、急坂を降りる時に4輪のブレーキを自動的に制御し、選んだ車速を保ってくれる便利な装備。狭い林道の取り回し性においても、軽やかに曲がるランクル250はランクル70を圧倒した。
中央の大型ディスプレイの解像度も高い。カメラで前方の様子を映し出すが、モーグルやロックステージでも路面を把握しやすく、絶大な安心感がある。最新の250はランクル300に乗り心地などいくつかの項目で及ばない。が、ランクル一族の次の姿を見せてくれ、買い得感、走破性などは最高レベルにある。
■ランクル250のグレード体系は?
●ディーゼル
・ZX(7人乗り):735万円
・VX(7人乗り):630万円
・GX(5人乗り):520万円
●ガソリン
・VX(7人乗り):545万円
ランクル250の主流は2.8Lディーゼルターボエンジン搭載モデルということになる。
マルチテレインセレクトや電動リアデフロック、フロントスタビライザーを室内からロック/フリーを設定できるSDMなどの悪路走破に頼もしいメカが標準装着される最上級の「ZX」が設定されるのもディーゼルターボ搭載車のみ。
2.7Lガソリンエンジン搭載モデルは中間グレードの「VX」のみの設定。ディーゼルターボに設定される「GX」のみ5人乗りとなる。
●最上級「ZX」の主な標準装備
・プロジェクター式LEDヘッドランプ
・マルチテレインセレクト
・電動リアデフロック
・SDM(フロントスタビライザーのロック/フリー機構)
・265/60R20サイズタイヤ(-13万7500円のオプションで265/65R18タイヤも選択可)
■丸目ヘッドライトはディーラーオプション
ランクル250を紹介する際、どうしても丸目ヘッドライト仕様をメイン写真に使いがちなんだけど、実は丸目はディーラーオプション。
しかも、最上級グレードの「ZX」では装着できず、中間グレードの「VX」のみが装着可能なのだった。上写真の左は「ZX」のプロジェクター式3眼LEDヘッドライトで、右が「VX」、「GX」用のリフレクター式LEDだ。
■ファーストエディションとはどんなモデル?
ランクル250の誕生を記念して販売される特別仕様モデルが“First Edition”。最廉価の「GX」以外の2グレードに設定されている。
さまざまな特別装備を装着しているのだが、最大のポイントが、標準仕様の「ZX」では装着できない丸目ヘッドライトが標準装着されているということだろう。逆に言えば「ZX」で丸目にしたければFirst Editionを手に入れるしかないのだ。全グレード合計8000台の限定販売。
●First Editionの主な専用装備
・丸目型LEDヘッドランプ(ZXに標準)
・265/70R18タイヤ&18×71/2Jアルミホイール(ZXに標準)
・専用デザインドアトリムオーナメント
・専用加飾付き本革シート表皮
○ZX“First Edition”:785万円
○VX“First Edition”:590万円(G)、700万円(D)
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