■ブレーキキャリパー後付け施工作業は「命」に直結するブレーキだけに非常に重要!
今回、KINTO FACTORYで岸本さん所有のESのブレーキキャリパー後付け施工作業を担当してくれたのはレクサス枚方のメカニックたち。そもそもブレーキキャリパー交換には主に下記の道具が必要となる。
・ヘキサゴンソケットレンチセット
・ソケットヘキサゴン
・QLトルクレンチ
・フルードストッパー
・ラバーグリース
・ジャッキ
・ブレーキフルード
・交換キャリパー
・ハケ
・ブレーキクリーナー
・保護テープ
また、ブレーキキャリパーの交換には大きく分類して全部で9つの工程がある。簡単に交換できそうに見えて、やることが多い。全工程を完了するのにプロでもおおよそ3時間ほど要する(※ただし、クルマの状態次第では返却まで、1日ほど時間がかかる場合もあり)というから、その作業難易度の高さがわかるだろう。
①フロント/リアタイヤ取外し
②フロントブレーキキャリパー取外し
③キャリパーへフロントブレーキパッド換装
④キャリパー組付
⑤リアブレーキキャリパー取外し
⑥キャリパーへリアブレーキパッド換装
⑦キャリパー組付
⑧ブレーキラインエア抜き
⑨フロント/リアタイヤ取付け
このため、一般のユーザーがDIYでチャレンジするのはかなり難しい面がある。もちろん、施工後の完成検査もレクサスのメカニックが直接担当する。このあたりの安心感もKINTO FACTORYならではだろう。
■オレンジキャリパー装着で「見違えました!」
さて、施工後に鮮やかなオレンジキャリパーが装着された自身のESを見た岸本さん。愛車を見て、「いやー、まったく印象が変わりましたね。自分のクルマじゃないみたいです! 実は今回、オレンジキャリパーになることを家族に伝えていたんですけど、派手になるのが嫌だったみたいで、あまりいい反応じゃなかったんです。でも、このESを見たらそんなこと言わせません! ありがとうございました!」と喜び勇んで自宅のある兵庫県まで嬉しそうにESをドライブし、レクサス枚方を後にしたのだった。
■他店舗のレクサスオーナーの皆さんもウェルカムです!
続いて、今回の無料モニター募集で施工を担当してもらったレクサス枚方の佐田和也マネージャーにも話を伺った。
これまでレクサス枚方で、「LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORY」の持ち込みをされたオーナーさんはどのくらいの人数になりますか?
「そうですね、だいたい50人ほどのオーナーさんになりますでしょうか。年齢層はまちまちなのですが、今回の岸本さんが今までで最も若いオーナーさんになると思います。車種としては現行型NXにお乗りの方が圧倒的に多いですね」
ふだんは違うレクサス店を利用しているユーザーがKINTO FACTORYのサービスで来店することに抵抗はなかったのだろうか?
「いえ、そこは正直抵抗感がありました。どういったお客様が来るのか、わかりませんでしたし。現在、近畿エリアでKINTO FACTORYの施工を受け付けている店舗は我々レクサス枚方のみ(※2023年11月現在)ですが、まったく初めてのことで手探り状態ですから。もちろん、これまでもKINTO FACTORY以外で他店舗からご来店されるユーザーさんはいらっしゃいましたが、窓口をオープンにするということについては心配していました。結果的には今のところ、杞憂に終わっていますが」
レクサスディーラーを訪れるユーザーは「レクサスラウンジ」の利用を希望する人が多いとか。そのあたり、現場サイドではどう思っているのか?
「そこは他店舗でのお客様でももちろんウェルカムです。我々全員がレクサスブランドを支えていくという気概を持っていますし、他系列のレクサス店でも同じ研修を受けた仲間が多く、横の連携もかなりしっかりしていると個人的には思っています」
このKINTO FACTORYでのサービスをきっかけに、将来的に新車でレクサス車オーナーになる人もいるのかもしれない。そんなことを無料モニター募集の今回の取材でふと思ったのだった。
※KINTOのレクサス車オーナー向けのアップグレードサービスの詳細はこちら
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