クルマのサブスクリプションなどで知られているKINTOがレクサス車オーナー向けに展開している「LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORY」。ベストカーWebでその無料モニター当選者が実際に愛車のアップグレードを体験したのでその模様をレポートしよう。
文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/平野 学、KINTO
■KINTO FACTORYでレクサス車オーナーのクルマを最新仕様にアップグレード!
新しいクルマの所有形態であるサブスクリプションも展開しているKINTOが、トヨタ車やレクサス車のオーナーに向けたアップグレードサービス「KINTO FACTORY」を展開していることをご存じだろうか。
今回ベストカーWebではレクサス車オーナーに向けたアップグレードサービス「LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORY」の無料モニター希望者1名を募集したところ、多くのオーナーから応募していただいた。
厳正なる抽選の結果、みごと当選したのは兵庫県神戸市在住の会社員、岸本慎太郎さん(32歳)。無料モニター募集の締め切り後に、担当から当選通知を電話でご本人に連絡したところ、「えッ! ホントですか!?」と一瞬、信じられなかった様子で驚いていたのが印象的だった。
■当選者はなんと32歳というESオーナー!
そんな岸本さんの愛車はレクサスES300h F SPORTのマイナーチェンジ直前となる2021年式モデルだ。すでに走行距離は5万2000km突破とかなりお気に入りの様子。それにしても32歳でESのオーナーとは……若い、若すぎる! というのもESは新車価格602万~718万円というなかなかの高額車。
2023年11月12日、大阪府枚方市の「レクサス枚方」で実際に施工してもらうことになった。今回の「LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORY」でESに用意されているのは「F SPORT専用オレンジブレーキキャリパー」のみで、価格は11万9900円(税込 部品代・取付費・保証含む)。スポーティな走りに対応するF SPORT専用ブレーキキャリパーで、LEXUSロゴが入る。
なお、ブレーキキャリパーの後付けによるブレーキ性能の変更はなく、シリンダー、マウンティングの交換を行い、パット、ローター、シム、サポートグリップ、EPB、MGUは元車両の部品をそのまま利用する。
さっそくクルマをレクサス枚方のスタッフに預け、施工してもらうことに。その間、岸本さんご本人から話を伺った。そもそも愛車にESを選んだ理由とは何だったのか?
「ESの前に乗っていたクルマがカムリWSでした。で、そのカムリが車検を迎える頃に『レクサス尼崎』がちょうど開店しまして。ESもちょうどマイナーチェンジを受けたばかりの頃だったと思います。ESのスタイリングを見てカッコいいなと思ってひと目惚れしたのと、燃費性能もいいということで総合的に考えて決めました」と岸本さん。
レクサスも現在はLXを頂点に、RX、RZ、NX、UX、そして発表されたばかりのLBXと登場を控えているGXなどSUVのラインアップが充実しているのはご存じのとおり。そんななか、なぜセダンのESを岸本さんは選んだのだろうか?
「そうですね。昔から背の低いセダンやワゴンが好きだということもあるのですが、やっぱりクルマの基本形ってボンネット、キャビン、トランクのある3ボックスタイプのセダンだと思うんですよね。セダンならではの流麗なスタイルが気に入っています」
ちなみに岸本さんが大学時代に憧れていたクルマは2代目マークX前期型とのことで、根っからのセダン好き。だが、最初のマイカーは初代レヴォーグ1.6Lターボを選び、そして2台目が前述のカムリWSだったそうだ。もちろん、2台とも新車で購入し、3年目で車検を迎える時に乗り替えてきたのだという。
その岸本さん、ベストカーWebでの「LEXUS UPGRADE Selections by KINTO FACTORY」無料モニター募集の告知記事を見て、すぐに応募したのだが、まさか自分が当選するとは思ってもみなかったらしい。
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