2021年ストラテジー・アップデートにて完全電動化戦略をオンラインで会見するオラ・ケラニウスCEO
2021年4月に世界初公開となったEモビリティ専用開発の新型プラットフォームが初導入されたEQSはSクラスのEV版。EQS450+(333ps/568Nm)とEQS580 4MTATIC+(523ps/855Nm)の2種類が用意される。バッテリー容量は107.8kWh、1充電あたりの航続距離はWLTPモードで770km。日本導入予定は2022年頃
ダッシュボードに広がるMBUXハイパースクリーンは、左から12.3インチ、17.7インチのセンターディスプレイ、助手席側の17.7インチディスプレイで構成。MBUXAヘッドアップディスプレイ、MBUXインテリアアシスタントにより、これまで以上に直感的なドライビングを実現。快適な充電をサポートするMercedes me Chargeや急速充電(CHAdeMO)がストレスのない走行をサポート
発表済みのEQSと2022年にリリースが予想されるEQB、 EQEとEQS SUV、EQE SUV。SUVもフルラインでEQシリーズを展開する
現在開発中で2022年初めにもワールドプレミアでお目見え予定の最先端のBEV、VISION EQXX。EVの航続距離と効率の限界を押し上げる事を目指すという。その開発にはメルセデスF1チームのサポートを受ける
メルセデス・ベンツのBEV用バッテリー工場。今後8つのギガファクトリー建設され、その生産能力は年間200Gwh(車両約200万台分)となる
モーターのスタートアップ企業であるYASAが開発した軸方向磁束(Axial Flux)モーター。わずか8センチほどの厚みで370Nmと160kw(218hp)を発生。AMG用車両に搭載される予定だ
ベンツのフラッグシップEVであるEQSの充電風景。専用充電ステーション「メルセデスミーチャージ」で使用される電力が、再生可能エネルギーから発電されたものである事を「保証」すると発表
今後の資本的支出と研究開発費の推移のイメージ図、ICEとPHEVへの投資は大幅削減される。選択と集中により、最終的には投資全体を下げていこうという極めて合理的な考え方に見える
ドイツラスタット工場でのメルセデス・ベンツとして初めてのコンパクトBEV SUVであるEQAの製造工程。今後モジュール化が進めばもっと生産ラインも簡素化されるのかもしれない