ハーレーダビッドソンが電動バイクの新会社を米国で設立し、上場企業として株式を公開した。同時に、台湾シェア1位のキムコと手を組み、2026年に10万台のEV販売を目指すことも発表した
従来モデルは「ライブワイヤーワン」として、旗艦の位置付けでラインナップされる。プロジェクトハッカーはプロトタイプ
台湾のキムコは、電動モーターサイクルや、EVバイク初の2段変速機を備えたF9(写真)をショーで発表したが、まだ市販化には至っていない
現時点でのライブワイヤーの販売台数は387台ながら、4年後には258倍の10万台超という強気の目標を設定
発売予定時期などは未公表だが、今後は3車種の投入を予定している。第2弾のS2 Del Marは、拠点のあるカリフォルニアの町が車名の由来
投資家へのプレゼンテーションに登場した新プラットフォームの「Arrow」。ライブワイヤーS2など今後のモデルに採用される
Arrowは、エンジンに見える部分がバッテリーで、前部にステムをボルトで固定。電脳とラジエーターを前方後部に、モーターを後部に装着する
2020年に発表されたEDT600Rのスケッチ。EDT=エレクトリックダートトラッカーの意で、Arrowアーキテクチャが使われている模様だ
ペダルなし電動バランスバイクのStaCyc。子供が地面を足で蹴って進み、慣れたら電動で低速走行が可能だ
12月5日に横浜ホットロッドカスタムショーで空冷スポーツスターのファイナルエディションを発表したハーレー。エンジンモデルの次を見据え、多額の投資を募り生き残りを賭ける構えだ
ヤマハが発表した125クラスのEV。2019年の東京モーターショーで公開した「E01」をベースに開発を進めてきた
E01は、販売ではなくPoCリースでの投入。対象国は欧州、日本、インドネシア、タイ、マレーシア、台湾となる
車体サイズはこんな感じ。50cc級より明らかに大きく、安定感が高そう
50ccクラスのU-BEは、ペダル付きで定格出力3.5kW。最高速は25km/hながら、航続距離80kmを誇る
U-GOは本格的。125cc相当と126cc超相当の2種が用意され、後者の最高速は53km/hをマークする。フル充電で最長65kmの走行も可能
2018年に市販を予告して実現できなかったEVカブはパーソナルEVだったと思われる。それから5年を経て、2023年にホンダも個人用EV販売を実現するだろう