窒素はほぼ全ての生物にとっての必須元素で、植物の肥料の三要素のひとつとしても知られる。他にも酸化防止にスナック菓子の袋に充填されたり、冷却材としての液体窒素など、我々の生活にも馴染み深い元素だ(Scanrail@AdobeStock)
航空機のタイヤには窒素ガスが充填されている。窒素を使うメリットとしては「難燃性」であることと「乾燥している」ことが挙げられる(Joe Ravi@AdobeStock)
航空機のタイヤに充填されていた窒素は、その後モータースポーツにも取り入れられるようになった。レース用タイヤは航空機用タイヤに近い過酷な環境に晒されるからだ(toa555@AdobeStock)
ちなみに、カーアクション映画などでもお馴染みのNOS(いわゆるニトロ)は、亜酸化窒素(Nitrous Oxide)という窒素酸化物の一種。エンジン内に噴射することで混合気の燃焼を助ける(Bank@AdobeStock)
窒素は地球の大気中に一番多く含まれる気体で、大気体積中の8割近くを占める。極端にいうと、普通にコンプレッサーなどで空気を充填しても濃度80%の窒素を充填していることになる?(Rawf8@AdobeStock)
乗用車のタイヤに充填する場合、あえて有料で窒素を入れる必要はない。しかし特にメリットがないのと同時に、大きなデメリットもないというのも事実だ(beeboys@AdobeStock)