車外からチェックできる項目だけでなく、エンジンルーム内も日常点検を。点検は走行直後ではなく、走行開始前、エンジンルーム内の温度が十分に下がっている状態でおこなって(PHOTO:写真AC_Haru photography)
良好な視界を確保するためにも、ウインドウウォッシャー液は常に切らさないよう、確認しておく必要がある。ウォッシャータンクからホースを引き抜き、ウォッシャー液がどの程度入っているかをチェック。不足していれば早めに補充しておこう(PHOTO:AdobeStock_H_Ko)
ブレーキ液が入っているリザーバータンクを見て、液面が上限と下限の間にあるかを点検。減っていれば補充が必要となるが、液漏れの心配もあるので、駐車している場所の地面にオイルが落ちた跡がないかも見ておこう(PHOTO:AdobeStock_Kritchai)
バッテリーの液面が上限と下限の間にあるか点検しよう。バッテリーによっては、上側に小さな丸い覗き窓がある種類もあり、その窓から見えるインジケーターで、液量をチェックできる(PHOTO:写真AC_エンリケ)
冷却水が入っているラジエーターリザーバータンクを確認し、冷却水の液面が上限と下限の間にあるか確認しよう。ラジエーターリザーバータンクの位置は車によってまちまちだが、内部には鮮やかなピンク色や緑色をしたクーラント液が入っているので、見つけるのは容易(PHOTO:AdobeStock_U-image)
エンジンオイルのレベルゲージを一度抜き取り、付着しているオイルをウエスで拭いてから差し込み、再び抜き取ってオイルの量を点検。上限と下限の間にあればOK。下限を下回っていたら補充し、ブレーキ液同様、漏れていないかクルマの下を見ておこう。オイルの色が黒や濁った茶色であれば、劣化しているため、交換が必要(PHOTO:AdobeStock_Piotr)
エンジンルームの周囲の掃除も、定期的にやっておきたい。フロントウィンドウ下の左右の仕切りに溜まったゴミは除去しておこう。乾いたウエスでエンジン本体や補器類の上側に付いた埃を払っておくと、オイル滲みや液漏れの早期発見にもつながるので、おすすめだ(PHOTO:写真AC_FRANK211)
画像はJAFのサイトより。もちろんクルマによって場所は異なるが、文中に示した特徴と照らし合わせて、確認してほしい