2021年4月の上海モーターショーで発表された中国市場向け新型エクストレイル
2021年4月の上海モーターショーで発表された中国市場向け新型エクストレイル。2022年7月20日発表、発売する方向でスケジュール調整をしている模様
フロントマスクは現行の電気自動車「アリア」や軽自動車ベースのEV「サクラ」のように近未来的な顔立ちで仕立てるとみられている
中国市場向け新型エクストレイル。本来は2021年9月頃を予定していたが、サプライヤーからの半導体を中心とした部品供給の遅れなどの事情により、発表をたびたび先送りしていたようだ
エクステリアデザインは従来モデルに比べるとやや角張った仕立てが特徴。人気の高かった前々モデルに戻したような印象だろうか
ボディサイズは全長4710×全幅1860×全高1745mmで、現行モデルに比べて、それぞれプラス20×40×5mm拡大。ホイールベースは2705mmと現行モデルと同じで、トレッドは前1595mm、後1600mmで現行モデルより25~30mm拡大している
ボディサイズ拡大で室内空間も拡大できるので、居住&荷室スペースもたっぷりとれる
日産得意の自動運転システムであるプロパイロット、自動ブレーキの検知機能、プリクラッシュセーフティなど最新デバイスが標準ないしはオプション設定
パワーユニットは従来モデルの2LガソリンNA、2Lハイブリッド(1モーター)から新開発の1.5Lターボe-POWERに切り替え。駆動方式は4WD、2WD、トランスミッションは従来のCVTから電気式に切り替えられる
発電用のガソリンユニットを新開発の1.5Lターボにすることで、発電量を多くしてモーターや二次バッテリーの容量を拡大、性能向上と同時に静粛性や燃費を向上させる
従来の1モーターハイブリッドはWLTCモード燃費が2WDで15.0km/L、4WDで13.8km/Lだった。これを新型ではe-POWERへの切り替えで20km/Lレベルに向上させることが可能