後方から見ただけでそれと一瞬で判断できるほど、後ろ姿に特徴があるクルマが存在する
中央の3本出しマフラーの強烈だが、前後重量配分を最適化するためラジエーターがリアに搭載されていた兼ね合いで、リヤコンビランプ下に設けられたグリルもインパクトは絶大
直6とは決別したが、初代から継承してきた4灯式の丸型テールランプは健在だ。他車でも丸形テールランプは採用されているが、GT-Rが一番似合うと言っても過言ではない
WRCで勝つために生まれたクルマとあって、走行性能を引き上げる機能やアイテムが多数採用されていた。とくにランエボIII以降の大型ウイングは性能はもちろん迫力も十分
〜プジョー RCZ〜流麗な曲線で空気の波を感じさせるダブルバブルルーフ
顔はややおとなしめだが、リアに回り込むと印象は一変する。ルーフ高を極限まで低くして空気抵抗を抑える効果を狙ったダブルバブルルーフは独自の世界観を強烈にアピール
顔はややおとなしめだが、リアに回り込むと印象は一変する。ルーフ高を極限まで低くして空気抵抗を抑える効果を狙ったダブルバブルルーフは独自の世界観を強烈にアピール
〜ホンダ シビックタイプR〜赤いRロゴが特別なクルマであることを主張する
リアに燦然と輝く「TYPE R」のエンブレムは、ホンダにとって特別なクルマの証だ。ロゴの書体に対する好みはさておき、赤く塗りつぶされた“R”の文字がオーナーの所有欲を満たしてくれる
リアに燦然と輝く「TYPE R」のエンブレムは、ホンダにとって特別なクルマの証だ。ロゴの書体に対する好みはさておき、赤く塗りつぶされた“R”の文字がオーナーの所有欲を満たしてくれる
現行型もかなり艶っぽいが、マツダが提唱する“魂動デザイン”を始めた採用した初代は、コンセプトモデルのときから独特の個性を主張しており、生産終了から6年を経た現在でも色褪せていない
質実剛健と称され、手堅いクルマ作りに定評のあるVWのなかでは、独特の色気を感じさせる。シューティングブレークならではの流麗なフォルムも艶っぽさの表現にひと役買っている
初代もかなり個性的だったが、レパードといえば「あぶない刑事」の劇中車として登場して大ブレークしたF31。当時のライバルだったソアラほどの派手さはない知的な大人の雰囲気は満点だった
〜トヨタ セリカ〜リフトバックでスタイル美しさと優れた利便性を実現
クーペでもハードトップでもない、まったく新しいジャンルのスペシャリティカーとして登場。テールゲート付きのリフトバックによって、ファッション性と高性能を訴求していた
クーペでもハードトップでもない、まったく新しいジャンルのスペシャリティカーとして登場。テールゲート付きのリフトバックによって、ファッション性と高性能を訴求していた
〜日産 シーマ〜車高短・VIP仕様にしても持ち味の気品は損なわず
Y31型セドリック/グロリアのシャシーをベースに開発された高級サルーンだ。全体的にスッキリとしたデザインだったが、3ナンバー専用ボディの迫力も相まって独特の気品を漂わせていた
Y31型セドリック/グロリアのシャシーをベースに開発された高級サルーンだ。全体的にスッキリとしたデザインだったが、3ナンバー専用ボディの迫力も相まって独特の気品を漂わせていた
現行型は中身は一新したにも関わらず、見た目には区別がつかないほど初代のデザインを踏襲している。N360から受け継いだ流れを止めないことにこだわったといわれている
“らしさ”を体現した美しいスタイリングには、初代Zへのオマージュが散りばめられている。リアまわりはZ32型っぽいデザインが採用されているなど、昭和世代にとっては感涙モノ
VWタイプ1の現代版として登場したニュービートルの後を受け継いで、2019年7月まで生産されていた。独特の造形で構成されるフォルムは、絵心がない人でも描くことができるはず
〜スズキ ジムニー〜流行に流されず愚直なまでに無骨さをトコトン追求
モデルチェンジで洗練されつつも、車両の姿勢や状況を把握しやすいスクエアボディをはじめ、機能に徹した潔さといったデザイン的な特徴は現行型でも踏襲されている
モデルチェンジで洗練されつつも、車両の姿勢や状況を把握しやすいスクエアボディをはじめ、機能に徹した潔さといったデザイン的な特徴は現行型でも踏襲されている
〜MINI ミニ〜ドイツ車となっても故郷のことは決して忘れない
現行型は2018年に実施したマイナーチェンジで、リアコンビランプがユニオンジャックのデザインに変更された。しかも、左右非対称とすることで、個性やオシャレ感が増している
現行型は2018年に実施したマイナーチェンジで、リアコンビランプがユニオンジャックのデザインに変更された。しかも、左右非対称とすることで、個性やオシャレ感が増している
(答え)①スバル ソルテラ ②マツダ ビアンテ ③スバル BRZ ④日産エクサ ⑤ホンダ S660 ⑥トヨタ スープラ ⑦ダイハツ コペン ⑧スズキ ハスラー ⑨マツダ コスモ