【今どきのセダンとは】こちらはホンダ唯一のセダン「アコード」。流れるようなリアスタイルはかつての「富士山型」とは一線を画す。このジャンルレスなスタイルも「セダンじゃなくちゃ」の意識をなくす要因になったのかもしれない
【またまた後ろ姿ですが……】こちらは先代シビックのセダン。セダンと言いながらトランクスペースの出っ張りは最小限
【もうひとつ】こちらは先代シビックのハッチバックである。もちろん意匠に違いはあるが、パッと見はわからない。そんなこんなもあり、現行の日本仕様はハッチバック仕様に統合された(※北米や中国仕様にはセダン仕様が存在する)
【トヨタのセダン:1】カムリ。先代より日本ではハイブリット専用車として販売。アメリカンサイズの大柄なボディながら、日本でも堅調に売れている
【トヨタのセダン:2】カローラ。初の3ナンバーサイズとなったことが話題となった現行カローラセダン。ただし、グローバルカローラそのものでなく全幅とホイールベースはジャパンオリジナルとなる
【トヨタのセダン:3】カローラアクシオ。言ってみれば先代のカローラなのだが、営業用途として存続。ただし、実際には自家用用途としても売れているそうで、地道ながら安全装備の改良を加えつつ生産・販売を継続している
【トヨタのセダン:4】ミライ。2代目となった未来も生粋のセダンだ。車体後部に駆動系を搭載する後輪駆動だ。クラウンと同じFRプラットフォームでもあり、FF化するというウワサのクラウンの後継はミライなのか? とも勘繰りたくなる
【トヨタのセダン:5】センチュリー。まさに日本のショーファードリブンの決定版のこのクルマ。まさに富士山型キャビンの正統派セダンだ
【日産のセダン:1?】シーマ。1980年代後半のシーマ現象以来、日産高級車の看板を背負ってきたシーマ。現行型は2代目フーガハイブリッドのロングホイールベース仕様としたショーファードリブンカーだった。残念ながら今年生産終了となる
【日産のセダン:2?】フーガ。セド/グロの後を受けて2004年に登場。2代にわたり日産の高級車の一角を占めてきたが、2代目は2009年の登場以来大幅なマイナーチェンジは1回のみと放置状態に……そのまま今年生産終了となる
【日産のセダン:3】結果的に日産唯一のセダンとなってしまったのがスカイライン。現行型V37型は2014年の登場。当初はハイブリッドと各種ガソリンエンジンを搭載していたが、今夏のマイナーチェンジでVR30型エンジン1本となる予定だ
【ホンダアコード】ホンダもインサイトが消滅した今、唯一のセダンはアコードとなった。初代と比べるとサイズもデザインも進化したものだと感じる。セダンと言いながらかなりクーペ寄りのスタイリングとなったことがわかる
【マツダ6】マツダのフラッグシップセダンがマツダ6だ。新型はウワサでは今秋登場のCX-60と同じパワートレーンを搭載し、FRセダンとして生まれ変わるとのこと。走りや快適性にも期待大だ!!
【マツダ3】2019年登場のマツダ3にはセダンが設定された。ファストバックのようなアヴァンギャルド感はないが、スタイリッシュ感ではセダンも魅力的だ。もちろんSKYACTIV-Xエンジン搭載車もある
【トヨタセダン3Cの一角が崩れる??】すでに現行型はオーダーストップとなってしまったクラウン。日本のセダンの代表格だったが、クーペルックに進化した現行型も思うように売れず。新型はFFベースの半SUVタイプとなるというが……
【セダン王国のアメ車も】もともと正規輸入車が少ないアメ車。現在正規輸入で購入可能なアメ車セダンを検索してみると、キャデラックの2Lのターボエンジンを搭載した「CT5」のみという寂しさである