タイヤ空気圧は高すぎても低すぎてもいけない。乗用車用タイヤは、1カ月で約5~10%(10~20kPa)自然に空気圧が低下するため、月に1度は、適正な空気圧となっているか確認するようにしてほしい。スタッフが無料点検してくれるガソリンスタンドを利用するのも良いだろう(PHOTO:写真AC_PlusRestart)
タイヤの摩耗が進むとスリップサインが現れるが、幅が広いタイヤでは偏摩耗が起きやすく、車両外側と内側ではタイヤ溝が異なることもある。ウェアインジケーターを手で触ってみてデコボコしていなければ、それが「スリップサイン」だ(PHOTO:Adobe Stock_kelly marken)
スリップサインの出たタイヤは、道路交通法で装着・使用が禁止されており、そのまま走行を続ければ、「整備不良」として取り締まりの対象となる。スリップサインが出てからでは遅い。摩耗が進んできたら早めの交換を(PHOTO:写真AC_hakusyu)
タイヤの材質であるゴムは経年劣化が顕著。タイヤの劣化状態を目視で判断できるポイントが、サイドウォールのクラックだ。夏の猛暑で思いのほか劣化している可能性もあるため、ぜひ確認を。また、タイヤの製造年月を見て、5年目を超えているならば、交換を検討してほしい(PHOTO:写真AC_木漏れ日)
クルマの「走る・曲がる・止まる」のすべてにおいて、重要な役割を担っているタイヤ。タイヤに関する正しい知識をもち、出発前にタイヤの状態を確認して、安全なドライブを(PHOTO:写真AC_雪丸)
JATMAによる、クラック発生レベルと対処法。レベル4かレベル5で迷うようならば、整備工場やディーラー、タイヤショップなどに相談してほしい(JATMA「タイヤ安全啓発資料」より)