坂道が連なった道は縦断勾配錯視が発生しやすい。登りだと錯覚したアクセルを踏み込んだりすると速度超過となり、大事故につながる恐れがある
坂道は周囲の状況になって錯覚が発生する可能性がある。視覚頼りの運転は時には危険なことも。登りも下りもスピードメーターを確認しながら走ることは必要だ
下り坂とカーブの組み合わせは事故発生率が高くなる。特に、高速道路のように平均車速が高い場所では、傾斜がある注意喚起がされている場所はスピードメーターをチェックしながら走ろう
登り坂の左カーブは要注意。特に坂を登り切ったところに坂がある場合は、正面衝突事故が発生しやすいと言われている
坂道を登り切った先にはどんな危険が潜んでいるか目視で確認することは不可能。飛び出しがある、渋滞が発生している、駐停車しているクルマがあるなど、さまざまな状況を想定して走ることが必要だ
写真のように坂道の頂上に駐停車をするのは非常に危険。道交法でも規制されている
サイドブレーキを軽くかけてしまうことはありがち。一見、勾配がないような道でも実は……ということもあり得る。平坦と思える道であってもサイドブレーキを使用して駐停車するのは必須だ
AT車の場合、シフトは必ずN(ニュートラル)ではなくP(パーキング)に切り替えて駐停車を!
MT車の場合、シフトは確実にニュートラルに入れて駐停車をしよう
ガードレールがないような細い道は転落の恐れがある側が道を譲るのがルールだ
下り坂が延々と続く道がある観光地は全国に多数存在する。今まで大丈夫だったからという油断がフェード現象やベーパーロック現象を引き起こす原因に。フットブレーキに頼りすぎない運転を心がけよう