全国の整備士数は、約10年前と比較すると4%ほど減少しているという。整備士を目指す若者も減少しており、若手の確保にディーラーは頭を悩ませている(Shutter2U@AdobeStock)
多数の不正車検などが明るみに出た今でも、現場での待遇や業務内容は大きく変化していないという。仕事はキツく、給料は安いと言われる自動車整備士。待遇改善には何が必要なのか(Kawee@AdobeStock)
現在の自動車ディーラーでは整備売上が占める割合が大きくなっている。その現状を多くの人が理解し、整備士に還元することが大切だ(chokniti@AdobeStock)
ユーザー側も「自動車整備は手早く、高い技術で、安く」が当たり前と思ってはいけない。自分たちが持たない技術を持っている人にやってもらうという事を考えたら、相応の金額や時間がかかるのは当然のことだ(nicoletaionescu@AdobeStock)
整備士の側もつねに研鑽に励み、会社やユーザーが驚くような技術力を持ち、丁寧で確実な仕事を心がける。会社から「あいつに他の会社に行かれたらウチの損失だ。報酬を上げてでも何とか引き留めよう」と思わせたらしめたものだ(anuchit@AdobeStock)
「この人の整備を高いお金を払っても受けたい」とユーザーに思わせるような職人整備士になれば、ディーラーも待遇改善に動かざるを得なくなるだろう。これからも職人であり続けるために技術を磨きながら、自身の価値を外へ伝える動きをして欲しい(littlewolf1989@AdobeStock)