高速道路本線が渋滞している場合、インターチェンジやPA/SAから本線へ合流するクルマとしては、できるだけ早く本線に入りたい。そのためか、それぞれのドライバーが様々な位置から合流を試みているが、実はこのランダムな合流は、渋滞をさらに加速させてしまう要因となる(PHOTO:写真AC_ゆうぐ)
渋滞時の合流の混乱を回避するために提唱されている合流方法が「ジッパー合流」。高速道路が渋滞している際、本線に合流したいクルマは加速車線の先頭まで進んで、1台ずつ交互に合流する方法だ。ジッパーのように交互に合流することから、ジッパー合流、またはファスナー合流と呼ばれる(PHOTO:写真AC_かぎょう)
ジッパー合流には、規則的な流れをつくるだけでなく、トラブルや事故低減の効果も(PHOTO:写真AC_五差路)
NEXCO中日本が行った実証試験。ジッパー合流を実施するために合流場所にラバーポールを設置した(画像はNEXCO中日本の資料より)
ジッパー合流によって、渋滞による損失時間は約3割低減。米国での実証試験では、渋滞長さが40%短縮されたという事例も(PHOTO:写真AC_hakusyu)
まだあまり認知されておらず、浸透しているとはいえないジッパー合流。合流側だけでなく本線側も認識して、大多数のドライバーが実践してくれないと成立しない。もっと多くの人が参加してくれれば、ルールとして定着することもできるだろう(PHOTO:AdobeStock_REDPIXEL)
NEXCOは、渋滞時のジッパー合流をHP上で提唱し、「勇気を出してジッパー合流を」と協力を呼び掛けている。より多くの人にジッパー合流を認識してもらうためにも、加速車線のクルマを誘導するような分かりやすい表示や、啓蒙活動を推進してほしい(PHOTO:写真AC_acworks)