昔は「誰も選ばないであろう最廉価グレード」が存在した。中級グレードを堅調に売るための捨て石のような扱いだった(ELUTAS@AdobeStock)
マツダ CX-60の場合、最上級グレードと最廉価グレードの価格差はほぼ2倍。内装の質感を見れば値段の違いにも納得だが、逆にそこさえ目をつぶれば最廉価グレードは「お買い得グレード」となる
多数の選択肢があるマツダ CX-60はグレード選択も迷いがち。いっそ最廉価グレードを選ぶのもアリか!?
シンプルな外観のスズキ ジムニーXG。飾り気のない武骨な外観はオフローダーであるジムニーの雰囲気に似合っている
スズキ ジムニー。最廉価グレードが採用するスチール製ホイールもジムニーというクルマの個性を考えると悪くない
現行型で「原点回帰」を狙ったといわれるスズキ ジムニー。最廉価グレードの飾らないシンプルさはまさに狙い通りか
スバル インプレッサの最廉価グレードは安全装備を充実。自分好みの装備だけを選んで「上を目指せる」グレードとなっている
スバル インプレッサ。最廉価グレードでも安全装備には手を抜かないのがスバルの真骨頂。人気の装備はオプションで選んでいけばいい
スバル インプレッサSTはe-BOXER非搭載。WLTCモード燃費は14km/Lで、e-BOXERの16.6km/Lと比較して約16%悪化。逆に考えると16%の悪化に抑えているともいえる。人気の高い11.6インチセンターインフォメーションディスプレイはメーカーオプションで選択可能
ホンダ ステップワゴンの「エアー」はやさしい顔立ちが特徴。昨今のミニバンのギラッギラな顔に食傷気味のユーザーにおすすめできる最廉価グレードだ
ホンダ ステップワゴン。プレーンな外観も威圧感がなく歩行者から見ても好印象
スズキ ハスラーの最廉価グレードはスチール製のホイールを装備。ボディカラーのチョイスによっては爽やかなカラーリングとなり見た目にも軽やか
スズキ ハスラーの肩肘張らない最廉価グレードはクルマのキャラクターにも合っていて好印象だ