資材を満載して現場を走るダンプトラック、コマツ HD785。90t級の積載量を誇る機械だが、走ると結構速いのだ!!
走行中のデモンストレーションとして、2台縦列でベッセルをダンプしたダンプトラック。キャタピラー 777Eだ
不整地路や上り坂でも走行は快適。このコマツ HD605には750psのエンジンが搭載されている
資材を排出しているシーン。積載物が岩の場合はガラガラ〜……ドーンという爆音にも似た響きがする
土を排出する場合もズズズ……とちょっと恐ろしげな音と共に排土する
広大な敷地内での大規模工事では、燃料給油の時間と手間を節約するため、架線を張ってパンタグラフから給電する電気トラックが活躍している。こういった現場では、自動運転化も進められている
見た目はちょっとワイルドなダンプトラック、といった面持ちだ。写真のように悪路走破性はバツグンの性能を誇る
このベッセルとキャビンの間が屈折するアーティキュレート部分。このようにして曲がる
ベッセルは垂直近くまでダンプする。2本の油圧シリンダーが一気に伸縮する
まるで昆虫のような姿をしているモーターグレーダー。獲物を狙うカマキリのような面持ちだ
ブレードは作業に応じてこのようにオフセットすることもできる。道路の端を除雪する際などに威力を発揮する機能だ
オペレーション中のシーン。軸間にあるブレードで、走行しつつこのように地盤を掘削、平らに路盤に仕上げる
まるでカニのような姿を持つのが日立建機のアスタコNEOだ。油圧ショベルにもう1本の腕を付けたような感じで、これで一気にロボット感が増している
左右のブーム・アームにはグラップラ、プライヤといったカニ鋏系のアタッチメントが付けられている。「掴んで切る」「曲げる」といったほかには真似できない作業が可能だ
両腕を思い切り伸ばした状態。なかなか迫力がある
危険な現場では、ラジコン操作のオペレーションも行なわれる。こういった特殊な操作も建機の世界ではすでに一般的だ
ここからは油圧ショベルのブーム先端に取り付けるアタッチメントを見ていこう。これらを換装し、さまざまな用途に対応する。こちらは強力な振動でコンクリートも砕くブレーカ(ハンマー)。解体作業に登場する
油圧ショベルの先端に取付けられたグラップラ。掴む作業に使用される
油圧で駆動する強力な鋏の機能を持つプライヤ。鉄材でもまっぷたつにカットする威力がある
電磁石アタッチメント。鉄材を移動させたり、ガレ場から金属だけを拾う際に活躍する
加藤製作所のオールテレーンクレーンKA-3000R。オールテレーンクレーンは走行とオペレーションの運転台が別になっている。最大地上揚程は55m、最大つり上げ能力は300t(重荷重装置付)というスペックだ
最大にブームを伸ばした状態で、先端にジブというパーツが付き、これで80m級の高さがある
タダノ GR-600N-2というラフテレーンクレーン。4軸8輪の走行用タイヤを持つ。テレスコピックのブームを伸ばせば最大地上揚程は45.2mで、さらに別パーツのジブを使用すれば58mに到達する
ブームを最大に伸ばした状態。これが45.2mでほぼ巨大ヒーロークラスの高さだ。最大つり上げ能力は60t(14本掛)というパワー。ちなみに走行時の最高速度は41tの総重量ながら時速49km
機械の自動化・自律化と、施工オペレーションの最適化の両方のレベルアップにより、安全で生産性の高い現場を実現する
通常の標準機にマシンガイダンス機能を付与するためのレトロフィットキットの概念図。隙の無い通信ネットワークと機械の角ごとに配置されたセンサーでオペレーションの精度を保つ