■5気筒エンジンに3人乗り×2列ミニバン…… 「ジンクス」に突っ込んでって消えたクルマたちをギャラリーでチェック!
【5気筒エンジン搭載車】トヨタ ランドクルーザー70(5気筒Dの設定は1990年~1994年)…3.5L直5ディーゼルはプラドではないハードユースに使われるランクル70に搭載された。エンジンの成り立ちは4.2L直6ディーゼルをカットしたもの。
【5気筒エンジン搭載車】ホンダ 2代目インスパイア(1995年~1998年)…ビガーの後継となる兄弟車のセイバーと共に登場。2L、2.5Lの5気筒エンジンに加え、当時のレジェンドと同じ3.2L V6エンジン搭載車もラインアップしていた
【5気筒エンジン搭載車】ホンダ 2代目アスコット(1993年~1997年)…初代インスパイアの基本構造を使った「室内の広いセダン」として登場(その割にミッションが室内に飛び出しているが)。縦置きエンジンで小回りが利くことも魅力
【3人乗り×2列ミニバン】日産 ティーノ(1998年~2003年)…前3人掛けはなんとマイナーチェンジで消滅してしまった。3ナンバー幅で、100台限定でハイブリッドも販売された
ティーノ(1998年~2003年)
【3人乗り×2列ミニバン】ホンダ エディックス(2004年~2009年)…前3人掛けシートはチャイルドシートに座った子供を真横に座らせられるのも大きなメリット。シートベルトはシート内蔵式
ホンダ エディックス(2004年~2009年)
【テールが下がったリアデザイン】日産 2代目ブルーバード(1965年~1971年)…SS、SSSも設定されるスポーツセダンという顔もあったのだが
【テールが下がったリアデザイン】日産 9代目ブルーバード(1991年~1995年)…日本向けには保険としてARXと呼ばれるハードトップも設定された
【テールが下がったリアデザイン】日産 レパードJフェリー(1992年~1996年)…全体的にこのクラスとしては割り切ったパーソナルセダンだった
日産 インフィニティQ45前期型(1989年~1993年)…グリルレスのフロントマスクに付くエンブレムはなんと七宝焼きで、コストも高い。4.5L V8エンジン、アクティブサスの搭載などで、スポーツ性はBMW7シリーズ以上だったのだけど……
【グリルレスの高級車】日産 インフィニティQ45後期型(1993年~1996年)…マイナーチェンジでグリルが付いた要因としては、前期型のユーザーがアフターパーツのグリルを付けるケースが多かったことも大きいようだ。Q45は2代目モデルからはシーマに移行した
【グリルレスの高級車】日産 10代目ダットサントラック(1997年~2002年)…自動車黎明期を含むと67年間、10世代のモデルが日本で販売された。テラノのベースにもなり、現在はアメリカなどで生産されるフロンティアが後継
【日本ではピックアップトラックは売れない?】トヨタ 6代目ハイラックス(1997年~2004年)…日本向けとしては最終となる6代目モデルは2人乗りのシングルキャブ、2人+補助シートのエクストラキャブ、5ドアのダブルキャブを設定
【日本ではピックアップトラックは売れない?】三菱 トライトン(2006年~2011年)…ストラーダの後継となるトライトン。日本仕様はタイ製で、エンジンは3.5L V6を搭載。海外では荷台をキャノピー付きにした仕様もよく見かける
【日本人にスペシャルティな軽を買う余裕はない?】ホンダZ(初代、1970年~1974年)…前期型はN360、後期型はライフがベースで、エンジンも空冷と水冷が存在。4人が充分乗れたという。Zの車名は1998年の軽SUVで復活している
【日本人にスペシャルティな軽を買う余裕はない?】ダイハツ リーザ(1986年~1993年)…ベース自体は当時のミラだが、ホイールベースを短縮したうえに着座位置も低くするなど、仕込みは意外に入念。2人乗りオープンのスパイダーも販売された
【日本人にスペシャルティな軽を買う余裕はない?】ダイハツ ソニカ(2006年~2009年)…全グレードがターボエンジンを搭載し、キーフリーシステムも標準装備するなど、スペシャルティに加え高いプレミアム性も狙った軽自動車だった
【日本人にスペシャルティな軽を買う余裕はない?】スズキ 5代目セルボ(2006年~2009年)…ソニカとは対照的に、NAエンジンのエアロパーツなしという普及仕様も設定していたセルボ。直噴ターボ+CVTというゴージャスな仕様である“SR”も用意
【軽枠より小さいシティコミューター】スバル R1(2004年~2010年)…ベースとなったR2よりホイールベースも短く、スポーティな性格だったR1
【軽枠より小さいシティコミューター】トヨタ iQ(2008年~)…カタログモデルに加え、SCのGRMNも限定販売するなど奮闘しているiQ
【5ドアセダン】三菱 4代目エテルナ(1988年~1992年)…4ドアがギャラン、5ドアがエテルナだったのに、4ドアのエテルナSAVAも追加
【5ドアセダン】トヨタ 2代目プリウス…(2003年~2009年)…後方視界は若干悪かったが、使い勝手のよさも評価され、現行モデルも5ドアだ
【ジンクスに打ち勝ったクルマはあるか?】三菱 初代ディアマンテ(1990年~1995年)…3ナンバー専用車とすることで堂々としたスタイルを実現。2Lに対し自動車税5000円増しですむ2.5Lの商品性は特に高かった
【ジンクスに打ち勝ったクルマはあるか?】マツダ 3代目アテンザ(2012年~)…アテンザ全体の80%を占めるほど売れているSKYACTIV-D。クルマ好きにはディーゼル+MTの設定も大好評