2回目の復活! ダイハツの本命は軽四輪2人乗りのミゼットX!!

1996年にミゼットIIが登場!

一人乗り、2人乗り仕様があったミゼットII。当時、発売した時は画期的で
一人乗り、2人乗り仕様があったミゼットII。当時、発売した時は画期的で

  そして1996年4月にはミゼットIIが登場。まずコンセプトモデルが1993年に開催された第30回東京モーターに出展された。1960年代に軽三輪ブームを巻き起こした初代を現代風にアレンジしたスタイルは、来場者の大きな注目を集めた。

 さらに2年後の1995年のモーターショーで、より市販モデルに近いプロトタイプを出展し、翌年に「わが街のミニマムトランスポーター」という謳い文句とともに市場デビューを果たしたのだった。

 軽自動車が小さいとはいえ、1996年に実施された軽自動車規格の改定では、衝突安全性を高めるという目的で全長が3.4m、全幅1.48mにまで拡大され、1人もしくは2名乗りだった。ミゼットIIは、軽自動車規格よりも全長で約50cm短い2700mm(Rグレードは2865mm)で、全幅は10cm小さい1295mmとなり、最小回転半径は3.6mを実現していた。

 見た目も実に個性的だ。左右乗降性を考えてキャビンを小さくしてフロント部分を絞り込んだフォルムをベースに、ヘッドランプ、フロントフェンダー、スペアタイヤが飛び出したユーモラスなトライアングルスタイルは、コンパクトで機動性に優れた軽快なフットワークを表現したものだ。

 軽自動車クラスに大きな話題をもたらし、発売当初は月販目標の1000台を超える受注を記録したが、その後販売は低迷。それでも5年間での生産台数は約1万4000台に達したと言われている。

 ジャパンモビリティショーではミゼットX以外のサプライズモデルが当日発表される予定なので、ぜひ足を運んでもらいたい。

 また、ダイハツは日本自動車工業会主催のメインプログラムにも参加。10年後の近未来の技術やそれらによってもたらされる生活を体感できる「Tokyo Future Tour 2035」には、新しい歩行領域モビリティ「e-SNEAKER(イースニーカー)」を出展、他にも「Out of kidZania in JMS」など様々なプログラムに参加する。

 今後、新たな出展車がわかり次第、お伝えしていこう。

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