ランプの名門KOITO(小糸製作所)が、ジャパンモビリティショー2025で“世界初”となる「薄型融雪ヘッドランプ」を発表する。LED化で進化を続けるヘッドランプだが、雪国では発熱不足が悩みのタネ。そんな問題を解消する注目技術が、ついに登場だ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:小糸製作所、Adobestock(トビラ写真=alexkich@Adobestock)
【画像ギャラリー】融雪ランプ以外にもあるKOITOの見どころがこれ!(4枚)画像ギャラリー雪を溶かすランプがついに来た!
ヘッドランプのLED化が進む昨今、降雪時にライトへ雪が積もって光を遮るという“雪国あるある”が深刻化している。発熱が少ないがゆえの悩みで、再再販ランクル70で雪道を走る弊社シオカワも、毎冬プンプン丸である。そんな雪国ドライバーの嘆きを救うべく登場するのが、小糸製作所の「融雪ヘッドランプ」だ。
同社はすでにトラック向けに融雪機能付きリアランプを提供しているが、今回はその技術をヘッドランプに応用。ヒーターを内蔵し、雪や氷を効率的に溶かす仕組みを薄型で実現したという。車両デザインを損なわずに装着できる点も大きな進化で、まさに“実用美”の結晶だ。
雪国ユーザーの味方、KOITOの挑戦
KOITOは創業110周年を迎えた日本屈指のランプメーカー。ちなみにカローラクロスが導入したウインカーの路面投影機能「シグナルロードプロジェクション」を開発したのも同社だ。
今回のモビリティショーでは「ライティング」「センシング」「コミュニケーション」の3軸で未来の光技術を披露するが、なかでもこの融雪ランプは、冬季の安全性を飛躍的に高める注目の一品だ。
展示ブースでは、実際の融雪デモンストレーションも予定されており、その効果を体感できる。LED時代に欠かせない“雪を溶かす光”の誕生。こいつは期待せずにはいられないぜ。






コメント
コメントの使い方ハロゲンヘッドランプでも雪国では普通に雪は積もります。
ハロゲンヘッドランプで雪が溶けるってどんな都市伝説なんだか。
やっぱり ゆうせつはスバラシイ
昔はよくヘッドランプウォッシャーが付いている四駆などに自作でエンジンの熱で温めた温水でヘッドランプの雪を溶かす・・そんな車を見たことはあります。
いまでも使えそう・・とは思った。
世界初なんだ
仕組みは違うけど知り合いがデイズのオプションで融雪ヒータつけてたから普及してるやつだと思ってた……