自動車税納付延滞金はいつから? 納めないとどうなる? コロナ特例措置は??


延滞金の計算式は?

 自動車税の延滞金の計算式は以下となる

(延滞している金額 × 年利率)÷365 =1日当たりの延滞金

1日当たりの延滞金×納期限翌日から納付した日までの日数=納めるべき延滞金(1000円未満は納める必要なし)

 上記①と②では年利が違うのでそれぞれ計算する。また、延滞金が1000円以上で 100 円未満の端数金額があるときは端数金額を切り捨てる。

 延滞金のベースは自動車税の額なので、税額が高ければ高いほど1000円以上の延滞金が早く付き、低いほど遅くつくことになる。例えば、原付や二輪車など税額が低い場合は1年経っても1000円以上の延滞金が付くことはない。

 最もはやく延滞金がつくのは、自家用乗用車として最大の排気量区分となる6000㏄超のクルマとなる。

 税額は最高額(2019年9月30日以前に初回新規登録を受けた場合)の11万1000円だが、これが車齢13年超だと15%重課となり12万7000円(端数切捨て)。この場合、1000円の延滞金がつくのは7月25日~となる。

 1500~2000㏄未満のクルマの税額は3万6000円(2019年10月1日以降に初回新規登録した場合の税額)。この場合延滞金1000円以上となるのは6月1日から136日目となる10月14日以降となる。

「車齢13年超」となると、2008年式以前のクルマということになる。2008年というと初代ヴェルファイアがデビューした頃。つい先日のようだ。こうしたクルマを大事に乗り続けることも充分環境に配慮した話だと思うのだが…

自動車税を未納のまま放置しておくと?

 自動車税を納めないでおくと、督促状が届き始めて、早ければ7月終わり頃から延滞金が付き始める。この頃になると、自治体によっては督促の電話が自宅や携帯電話にかかり始め、ショートメール(SMS)に納税を求めるメッセージが届く場合もある。督促状に記載される文言も徐々に厳しくなり、【差押最終通告】が行われたあと、しばらくすると自動車本体や給料などの差し押さえが始まる。中にはタイヤをロックしてクルマの使用ができなくなるような措置をとる自治体もある。近所の目もあるし、ここまで来ればさすがに納めないわけにはいかないだろう。

「督促状」が届いたらすぐに支払いましょう。支払えない場合は、説明を。猶予措置があり適用されるケースもあります。放置が一番ダメ

 さらに、継続車検の際には自動車税を納めたことを証明する「納税証明書」が必要(2015年4月~納税証明書の電子化が始まって納付情報をシステムで確認できるため条件を満たせば納税証明書の提出が省略できる)

 となり、所有権を解除する場合、自動車を売却して名義変更をする場合などにも同様に納税証明書が必要だ。

 自動車税を納めないと車検も通せないし、名義変更もできない。自動車税を放っておくと色々面倒なことになるので、遅くとも延滞金が付く前に納めておくのが賢明だ。

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