そろそろ自動車税の支払い期限が来る。「今月サイフが厳しくて払えないよー」なんて人は、自動車税がクレジットカードや決済アプリで支払えることを知っているだろうか? うまくいけばボーナスまで支払いが延ばせるし、ポイントも貯まるぜ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock、ベストカーWeb編集部
■「地方税お支払いサイト」にアクセスすればOK
いまやキャッシュレスの時代。コンビニでも駅でも現金を使わないという人は多いはず。
そんな中、税金もクレジットカードで払えることをご存じだろうか。正確に言うと国税・地方税の一部で中には払えないものもあるのだが、とにかく自動車税(種別割)はほとんどの自治体でクレカ払いが可能なのだ。
具体的なやり方だが、非常に簡単。手元に送られてきた自動車税とクレジットカード、スマホかPCを用意して、「地方税お支払いサイト」というページにアクセスすればいい。
「地方税お支払いサイト」のトップページに「eL-QRでお支払い」あるいは「eL番号でお支払い」というバナーがあるので、好みの方法を選ぼう。スマホで2次元バーコードが読めるならば、自動車税納付書の下にあるeL-QRをスキャンするほうが簡単だ。あとは画面の指示に従うだけでいい。
支払いに使えるカードは、VISA、Master、JCB、アメリカンエキスプレス、ダイナーズの5種類。カードの名義は本人である必要はなく、たとえば息子の自動車税を父親名義のカードで払うことも可能だ。
■もはや車検時に納税証明書は必要なし!
クレジットカードなら、うまくいけば支払いをボーナス時期まで引っ張れるし、ポイントも貯めることができる。いっぽうで以下のようなデメリットもあるから注意しよう。
・手数料がかかる
クレカ払いの手数料は納税者側が負担しなければならない。自動車税は地方税で、手数料は納税額や自治体によって変わるが、おおむね300円前後は覚悟しておきたい。
・納付期限を過ぎると受け付けてもらえない
納付期限を過ぎるとクレジット利用は不可となる。もっともこれはコンビニ払いでも同じだから、手続きは納付期限までに済ませよう。
・領収書が発行されない
コンビニや銀行などで支払いを済ませると、納付書の半券にハンコが押されて納税証明書として使えるが、クレジットカードの場合はこれが発行されない。必要に応じてクレジットカードの利用明細などを活用しよう。
ちなみに「車検に納税証明書が必要」という人がいるかもしれないが、2015年から納税確認が電子的にできるようになったので、納税証明は必須書類ではなくなった。クレジットカードで払った旨伝えよう。
税金の支払い方法は多様化しており、クレジットカードの他、PayPayやd払いといった決済アプリでも支払うことができる。アプリによっては税金支払いの場合はポイントが付かないといった決まりがあるので(たとえばPayPayは2022年4月以降の税金支払いにポイントが付かなくなった)、自分の使っている決済アプリの詳細を確認しよう。
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