インテリアは、より大人っぽく
エクステリア同様に、ブラックを基調としたインテリアは、よりクールな仕上げとなる。ゴールドのアクセントは、たった2か所に限定。
そのひとつがスポーツシートだ。表皮は、レザーとファブリックのコンビ仕上げとなり、ヘッドレスト部にトリコローレカラーのデザインと金文字での限定車名の刺しゅうが加えられる。
またシート中央のカモフラージュ柄も限定車だけの仕様となる。
もう一点は、限定車を示すプレートで、ダッシュボード中央のハンドブレーキ後ろに装着され、限定車であることを証明する。
限定車の密かな魅力は、左ハンドルとMT!?
スコルピオーネオーロの最大の魅力は、そのビジュアルだが、実は裏技的魅力もある。それが日本非導入の仕様が選べるということ。
アバルト595は、グレードにより左右ハンドルやMTの選択が可能だが、左右ハンドルとMTとAMTの4つの組み合わせ全てが選べるのは、スコルピオーネオーロだけ。
さらにいえば、ベースとなる595ツーリスモは、右ハンドルのAMTのみ。しかもアバルト595のAMTには、全グレード右ハンドルしか設定がない。このため、MT仕様のツーリスモや左のAMTを手にする絶好の機会となっているのだ。
現在のアバルト595は、「ベース」「ツーリスモ」「コンペティツォーネ」の3タイプがあるが、全てエンジンスペックを中心に仕様が異なる。
ツーリスモは、その名が示すように、GT的キャラクターも意識した仕様であるため、日本では、AMTに絞られている。限定車だけでなく、好みのツーリスモの仕様が手に出来るという点でもスコルピオーネオーロは、魅力的なのである。
日本には、200台が導入予定だが、好みの仕様を手にするためには、先行予約に参加した方が得策といえそうだ。
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