ミツオカ「バディ」発表!光岡自動車初のアメリカンビンテージ風SUV マジ欲しい!!

ボディカラーは18色もあり、好みに応じて選べる

 ボディカラーはなんと18色も用意されている。標準カラー(モノトーン)はグローブワンホワイトパール、シルバーメタリック、ベルベットレッドマイカ、ダブルエックスブルーマイカ、ブラックマイカ、ガンメタリックの6色。

 モノトーンのオプションカラー(39万6000円)はグランジデニムパール、ミント(ソリッドカラー)、ディ・オブ・グリーンマイカ、スリラーレッド、イエロー(ソリッド)、ディープパープルメタリックの6色。

 2トーンカラーのオプションカラー(48万4000円)はノースカロライナブルー/ホワイト、ストリートホワイト/ホワイト、トップガングレー/ホワイト、スターオレンジ/ホワイト、フューリーイエロー/ホワイト、ピーチベージュ/ホワイトの6色。

 お気づきの方もいるかもしれないが、ボディカラーのネーミングがかなりおもしろいというか、こだわっているのがわかる。

2トーンカラー、トップガングレー/ホワイト
2トーンカラー、トップガングレー/ホワイト
モノトーンカラー、ディープパープルメタリック
モノトーンカラー、ディープパープルメタリック

インテリアは基本的にRAV4を踏襲する

コクピット回りのデザインは基本的にRAV4と同じ。ステアリング中央にはトヨタロゴの代わりにMITSUOKAのロゴが入る
コクピット回りのデザインは基本的にRAV4と同じ。ステアリング中央にはトヨタロゴの代わりにMITSUOKAのロゴが入る
ボディカラーの近似色のステッチがシート中央とドアトリムに入るオプションの専用レザーシート&トリムセット。ボディカラーと指定の内装色以外の組み合わせはできない
ボディカラーの近似色のステッチがシート中央とドアトリムに入るオプションの専用レザーシート&トリムセット。ボディカラーと指定の内装色以外の組み合わせはできない

 コクピット回りやインテリア関係は基本的にRAV4から変わらない。バディ専用装備としては、43万7800円のオプションで専用レザーシート&トリムセット(全席合成皮革+ステッチ付き)が選べる。

 それぞれボディカラーの近似色と組み合わせたステッチカラー&トリムカラーになっている。ただし、ボディカラーと指定の内装色以外の組み合わせはできない。

 これだけあると購入の際、大いに迷いそうだが、きっと気に入るカラーが見つかるに違いない。


■ミツオカバディ・ハイブリッド DX 4WD 主要諸元
●全長×全幅×全高:4730×1865×1685mm
●ホイールベース:2690mm
●車両重量:1750kg(4WD、HV車)
●エンジン:2487㏄、直4、178ps/22.5kgm
●フロントモーター:120ps/20.6kgm
●リアモーター:54ps/12.3kgm
●タイヤサイズ:225/60R18
●価格:589万9300円

バディというネーミングには「そばにいてくれる相棒」という想いを込めた

光岡自動車渡部稔執行役員
光岡自動車渡部稔執行役員

 ここからは、司会者とバディの開発のまとめ役、光岡自動車の渡部稔執行役員と、デザイナーである企画開発課の青木孝憲課長による質疑応答形式で行われたプレゼンテーションを紹介していこう(一部抜粋)。

―ではまず渡部執行役員にお伺いします。バディを企画した経緯について教えてください。

渡部執行役員 ちょうど2年前、光岡自動車50周年記念としてロックスターを発表しました。ロックスターは過去の光岡に方向性に捉われない、新たな方向性と、「いいじゃんコレ」とシンプルに言っていただけるデザインコンセプトで、これまで弊社とご縁がなかった多くの方々にご指示いただいて、ほどなくして限定200台が完売となりました。

 ロックスターはアメリカンテイスト溢れる2シーターオープンのクルマです。非常に趣味性が高く、マーケットとしても極めて狭いカテゴリーにありながら、短期間に販売し、いまもなお中古車情報希望の問い合わせを数多くいただいております。

 なによりもこの事実が私たち、光岡自動車の新たな方向性を見つける意味で大きな自信になりました。ロックスターをヒントにしながら、これまでにないカテゴリーで、遊び心溢れる楽しいクルマに挑戦しようと気持ちにさせてくれました。

―今回、SUVのカテゴリーを選んだ理由をお聞かせください。

渡部執行役員 過去にSUV企画が社内にまったくなかったという訳ではなかったのですが、年々機能性と利便性から拡大傾向にあるSUV市場に期待の声がありました。ただSUVの特徴、クルマの形は、デザイン上はモデファイするのは難しいのです。

 例えば輸入車ブランドではSUVをフラッグシップカーとして投入させていますが、どのブランドもラグジュアリー路線を踏襲するといいますか、高級路線一辺倒になりがちです。醸し出される雰囲気はブランドによってあまり変わりません。なんとなく機能的というか、私にはそういうイメージがありました。

 例えていうと、きれいでオシャレな服を着て、パーティにいくような、自分からすると堅苦しくてなんとなく、SUVのイメージとは違うなと。

 いろいろ考えていくうちに、もっと簡単に気軽に乗れるクルマがいいんじゃないかなと思いました。Tシャツにジーンズで、気取ることなくさりげなく自然体で乗れるクルマがあれば、みなさまに喜んでもらえるんじゃないかなと。自分自身もそういったクルマは好きですし、乗ってみたいと思っておりましたので、今回SUVを発表するという形になりました。

フロントマスクは実に緻密に作られている
フロントマスクは実に緻密に作られている
リア回りの特徴的な縦型のテールランプと黒いバックドアパネル
リア回りの特徴的な縦型のテールランプと黒いバックドアパネル

―では具体的な形になにかテーマはあるのか?

渡部執行役員 いろいろモチーフはありますが、見ての通り、1970年代から1980年代にかけてのアメリカンSUVをテーマにしているのは間違いありません。イメージデザインは弊社青木から送られてきた時点でこれはイケると、ひと目で採用を決めました。

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