デジタル化も強まったアルトゥーラ
新世代マクラーレンの皮切りとなるアルトゥーラは、マクラーレン初の先進運転支援システム(ADAS)も初採用されている。
ストップ&ゴー機能付きのACC、ロードサイン・レコグニション(標識認識)、レーン・デパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警報)、ハイビーム・アシスト(自動ハイビーム)などの機能が合えたられた。
また走行面のメカニズムでは、マクラーレン初の電子制御ディファレンシャル(Eデフ)も初採用することで、デフロック機構の軽量化・小型化に加え、より緻密な制御も実現している。
また車両全体の電子デバイスの機構が見直され、イーサーネット・アーキテクチャが導入されたことで、車内に配置された配線が最高25%削減。さらにデータ伝送速度の向上に加え、ADASの搭載まで可能としている。
すでに電動化技術を取り入れたスーパーカーは登場しているが、新世代アーキテクチャーの採用により、電動化だけでなく、先進機能の強化や電子制御の拡大など、新たなスーパーカーの形を提案した点は興味深い。
これは形を変えながらも、スーパーカーという存在が決して失われることのないというマクラーレンのメッセージともいえそうだ。
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