フェラーリにも”M”が!性能向上を図ったフェラーリ ポルトフィーノMが日本上陸


 フェラーリの最新型モデル「フェラーリ ポルトフィーノM」が、ついに日本上陸! これは、2+2オープンモデル「ポルトフィーノ」のマイナーチェンジモデルである。

 進化の内容や加わった”M”の文字の意味など、新型となったフェラーリ・オープンの特徴について紹介しよう!

文:大音 安弘、写真:フェラーリ・ジャパン

【画像ギャラリー】優雅な2+オープンGTの進化版「フェラーリ ポルトフィーノM」


Mの頭文字が意味するもの

 フェラーリ・ジャパンは、2020年1月14日、2+2オープンGTである「フェラーリ・ポルトフィーノM」の日本導入を発表した。価格は、2737万円だ。

 フェラーリ・ポルトフィーノMは、2020年9月に本国で発表された「ポルトフィーノ」のマイナーチェンジモデルだ。モデル名に加えられたMの文字は、”Modificata”の頭文字だという。つまり、性能進化版であることを意味する。

 しかし、フェラーリにとって”Modificata”には特別な意味があり、サーキット専用車にも与えられる称号でもある。その頭文字を与えたことは、単なる性能強化ではなく、大幅な戦闘力アップを示すものなのだ。

優雅なオープンGTである「フェラーリ・ポルトフィーノM」。しかし、そのMの文字には、特別な意味が含まれる

強化された走行性能

 パワーユニットは、従来型同様に3.9LのV8DOHCターボエンジンをフロントに搭載。最高出力は従来型+20psとなる620馬力/7500rpmに向上。

 最大トルクは、従来同様の760Nmだが、発生回転数が、従来型が3600rpm~5250rpmだったのに対して、5750rpmへと変更。より高回転型へとエンジンキャラクターが変更されていることが伺える。

 トランスミッションは、従来型の7速DCTに代わり、新設計の8速DCTへとアップデート。オープンモデルへの8速DCTの搭載は、今回が初となる。新トランスミッションは、クラッチモジュールが20%小型化され、トルク伝達能力が35%も向上されているという。

 さらに走行性能を高めるべく、走行モードセレクトである「マネッティーノ」を進化。Raceモードを追加した5ポジション仕様とした。

 フェラーリによれば、Raceモードの追加は、ステアリング操作の楽しさが最大限に高めることにあるという。つまり、「M」の文字は、単なる進化と性能向上を示すだけでなく、サーキットトラックでの楽しさが高められたことも意味するようだ。

 ”M”の文字は、ポルトフィーノMが、優雅なオープンGTであるだけでなく、フェラーリらしい刺激的な走りも楽しめるモデルであることを強調するための称号なのだ。

新設計の8速DCTを武器に持つV8ターボエンジン。最高出力も620馬力まで向上された

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