■マイルドHVもインフォテイメントも完成度高し
第三のポイントは、内燃機関改良の手を緩めていないことだ。
日本市場に導入されるモデルは、1Lのアクティブベーシックとアクティブ、1.5Lのスタイル、Rラインの4モデルだが、全車48Vマイルドハイブリッドを装備。
ベルト駆動スターター・ジェネレーターは13ps/6.3kgmと、侮れないアシスト力を備えている。
この48Vマイルドハイブリッドの効果は1L、3気筒モデルでより顕著で、ストップ&ゴーの動き出しがより滑らかで心地よい。
さらに高速の流入加速での力強いトルク感や、トップエンドまで回しても3気筒っぽさを感じさせないサウンドなど、とても1Lとは思えないドライバビリティを発揮。
燃費では日本のハイブリッド勢に負けるだろうが、総合的なドライバビリティではかなりいい勝負をすると思われる。
最後のポイントは、ADASやインフォテイメント系の装備がクラス最強のレベルに進化していること。
全面液晶メーターや、タッチスライダー付き10インチセンターディスプレイ、スイッチ化したシフトセレクターなど、ユーザーインターフェイスの未来感はタダモノではなく、デジタル化、コネクテッド化といった分野でもCセグをリードする進化を遂げている。
やはり、ゴルフは侮れない! それを確認できて嬉しかったゴルフ8の試乗でした。
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