先代より「より人懐っこく」なった!!! トヨタ 新型シエンタ 全方位に魅力200%UPで大充実の出来に

■グレードと内装はそれぞれ3種類ずつ用意

このアングルで見るとリアのフェンダーのボリュームが目立つ。フロントマスク以上に旧型よりも落ち着いたデザインとなっている
このアングルで見るとリアのフェンダーのボリュームが目立つ。フロントマスク以上に旧型よりも落ち着いたデザインとなっている

 グレードはZ、G、Xの3グレードで従来の最上級グレードGクエロがZに変更、最廉価のファンベースXは廃止される。

 駆動方式との組み合わせは従来ガソリンNAは2WD、4WDだったが、新型では2WD車のみとなる。

 一方ハイブリッドは2WDのみだったのが2WD、4WDを設定しているので従来モデルと逆になり、ハイブリッド重視のラインナップとなる。

 ハイブリッドの4WDはリアをモーターで駆動するE-Four。3列シートモデルはZとGに設定され、6人乗りを廃止し、すべて7人乗りのラインナップとなる。

 ボディカラーはモノトーンが全7色。

 ホワイトパールクリスタルシャイン、ダークグレー、ブラック、スカーレットメタリック、ベージュ、アーバンカーキ、グレイッシュブルー。

 加えて、Z、Gのみが選択可能なツートンカラー、グレイッシュブルー×ダークブルールーフ、スカーレットメタリック×ダークグレールーフの2色が設定される。

 内装色はファブリック/ブラック、ファブリック/フロマージュ、ファブリック/カーキの3タイプ。

 なお、シエンタのBピラーは基本ブラックだが、カーキの内装カラーを選択すると、ボディ同色となる。

 装備面では10.5インチディスプレイオーディオ、ハンズフリードアオープナー、天井サーキュレーターなどがオプション設定で選べる。天井サーキュレーターは新型シエンタが初採用となる。

 8月初めから先行予約の受付を開始しており、8月中旬現在の納期は来年4月以降となっている。

 すでに1万5000台以上の受注累計に達していると推定される。今のところ70%以上が歴代シエンタからの代替えで占められる。

 新型車の価格は従来モデルに比べて30万円程度のアップとなっている。

■新型シエンタの見積りをとってみた

●対象グレード:新型シエンタハイブリッドZ(7人乗り・FF)
・車両本体価格:291万円
・ボディカラー:ベージュ
・内装カラー:ブラックファブリック
・メーカーオプション合計:35万4200円
※天井サーキュレーター+ナノイー(2万7500円)、185/65R15タイヤ&5.5J×15インチアルミ(5万5000円)などを選択
・付属品合計:14万3000円(フロアマットなど)
・税金・保険料:20万9990円、消費税:31万3752円、リサイクル費用:1万1940円
現金販売時総支払額:361万7190円

●トヨタ シエンタ(Gハイブリッド・FF)主要諸元
・全長×全幅×全高:4260×1695×1695mm
・ホイールベース:2750mm
・エンジン:1.5L、直3DOHC
・最高出力:91ps/5500rpm
・最大トルク:12.2kgm/3800-4800rpm
・モーター最高出力:80ps
・モーター最大トルク:14.4kgm
・WLTCモード燃費:28.2km/L
・乗車定員:5人/7人
・価格:265万円/269万円

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