まとめ
ここまで書いた魅力に加えGRヤリスは全長約4mと小さいことも単身者の筆者にはピッタリだったのもあり、価格と全幅が許容できる範囲であれば、購入を決断するつもりだった。
全幅というのは、擬装をした一番初めのプロトタイプの写真が真後ろから撮ったものだったこともあり非常にワイドに見え、「もしかする全幅1850mmまでの筆者が止めているパレット式の駐車場にはアウトかも」という懸念である。
そのため筆者は「余裕も見て全幅1810mmまでならゴー」と決めたところ、幸いGRヤリスの全幅1805mmだったため慌てるようにグレードを決め先行予約に踏み切った。
GRヤリスの先行予約の台数に関しては前述したモデル全体で2万5000台に対し、その半分を日本で売りたいという目標があるのを考えると1月24日現在の2000台というのはクルマの魅力も考えるとちょっと物足りないというのが筆者の率直な印象だ。
GRヤリスは田原工場に新設されるGRファクトリーで生産され、GRファクトリーはベルトコンベアではないセル生産と呼ばれる方法で生産される。
GRファクトリーは月2000台の生産キャパシティを持っているとのことで、これはGRヤリスをWRC参戦のホモロゲーション取得のため連続する12カ月に2万5000台作る必要があるのに対応してのことだろう。
GRヤリスを2万5000台生産する≒売るためには東京オートサロンに出展された1.5LのFF+CVTも大きな後押しになると思うが、まだ安心はできないと思う。
2月14日(金)から3日間開催される大阪オートメッセではエモーショナルレッドIIのGRヤリスが展示される。
魅力を感じた人や、「トヨタのWRC参戦のサポーターになる」という心意気がある方には早めの先行予約を大いに勧めたい。
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